<平岡祐太 コメント>

――今回の撮影はいかがでしたか?

男尊女卑でとても酷い男性像で、こういう役を演じるのは心苦しくもあるのですが、演じるという面ではお芝居として、北乃さんとのセリフのかけ合いなども面白くなるだろうなと思いながら、演じました。

基本的には視聴者の方々から嫌われる役だろうなと。自分が演じるうえではイラつかれるんだけど、何だか憎めないやつになれたらいいなと思い演じていました。役との共通点や共感できる部分などは、一切ございません!

――北乃さんの印象は?

部屋の中で北乃さんとの長いセリフのかけ合いをするシーンが多くて、本番前に北乃さんとセリフ合わせを多くやりました。

北乃さんとは、17年ぶりの共演で、以前は僕の妹役だったのですが、それが今回は夫婦役ということで、ときの流れの速さに驚きながら、待ち時間には世間話ができたことも個人的にはとても良い時間でした。

(息子の)リクくんを演じた陽翔くんが本当にいい子でしたので、時間が限られた中で現場もスムーズに進行できて、みんな心が救われていました。撮影が年末でしたのでUNOなど、家族団欒(だんらん)のような雰囲気で休憩時間は過ごすことができました。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

フラストレーションがたまりながらも、最終回ではきっと気持ちがスカッとする作品だと思います。楽しんでご覧いただけるとうれしいです。