<あらすじ>
祠堂学院の受験の日、タクミ(葉山託生)は、ひと際目立つ存在のギイ(崎義一)と廊下ですれ違い、その出で立ちと美貌に目を奪われる。
タクミは、人に触れたり触れられることができない人間接触嫌悪症のため、入学して間もなくクラスの中で変人扱いされるが、唯一仲良しで寮が同室の片倉利久のおかげで何とか高校生活を過ごしていた。
そんな安穏とした生活も束の間、図書室で3年の麻生圭から校内での「祠探し」のイベントに一緒に参加しようと誘われたり、ギイに好意を持つ高林泉が親衛隊とともにタクミに難癖をつけくる。
高林は、ギイにぞっこんだったが、まったく自分に振り向いてくれないばかりか変人のタクミを気にかけていることに気づき、嫉妬してついにタクミを攻撃する事件を起こし…。