犬飼貴丈の30代の目標、児嶋一哉の50代の野望
──犬飼さんは6月に30代に突入しますが、20代のうちにやっておきたいこと、30代になったらやりたいことはありますか?
犬飼:20代のうちは与えてもらったことを全力でやろうと思って突き進んできました。30代になってからは自分のやりたいことも精力的にやっていきたいなと思っていて…。
児嶋:何をやりたいの?
犬飼:僕、学生時代からバンドをやっていて、ミュージシャンになろうと思って東京に出てきたんです。でも今、俳優をやっている感じで。
もちろん俳優も本気でやっていますが、今こうやってバラエティにも出させていただいて、いろいろな仕事をするなかの一つとして、音楽もやっていけるといいなと思っています。
児嶋:いいね。犬飼くんはいつも一生懸命だから、今のまま自分らしくいたらいいよ。
──児嶋さんは、50代の野望はありますか?
児嶋:野望ってほどじゃないけど…腰を治したいです。腰が痛くて。今日も番組でレスリングをやって、ちょっとだけ痛めちゃいました。でも、バラエティ的なノリはどうしてもやりたくなっちゃうんだよ。
犬飼:腰を痛めることが分かっていてもやりたいって、面倒くさいですね(笑)。
児嶋:好きなんだよね~。でも、腰を痛めたなと気づいた後、本番中でもちょっとテンションが下がっちゃって(笑)。
犬飼:だから、あんなに怒ってたんですか(笑)?
児嶋:あれはツッコミだから!月並みですけど、50代は健康にも気をつけたいです。
犬飼:大事ですね。
児嶋:これからもバラエティをいっぱいやっていきたいので。
──番組以外の場所で、2人でやってみたいことはありますか?
犬飼:JUNONとか、そういう雑誌に出ていただきたい。
児嶋:俺が!?
犬飼:一緒に。ファッション誌でもいいですね。児嶋さんはスタイルがいいから、いろいろな服が似合うと思うし。
児嶋:スタイル良くないと思うけど…(その気になって)そう?
犬飼:はい!
児嶋:いける?
犬飼:もちろんです。JUNONは結構芸人さんも出ていますし…どうですか?
児嶋:それは芸人がかっこつけてるっていう面白さでしょ?
犬飼:面白さを求めているわけじゃなくて、ちゃんとその人自身を深掘りするページがあるんです。“いぬこじ”でJUNONに載るってよくないですか?
児嶋:…どうしても、あとでネタになりそうっていう、ちょっといやらしい発想になっちゃうけど(笑)。
犬飼:ははは(笑)。
──児嶋さんはいかがですか?
児嶋:前に『ぽかぽか』チームで『ネプリーグ』に出たことがあって。そのときはまだ“いぬこじ”っていう感じじゃなかったけど、また『ぽかぽか』以外の番組に出ていくのもいいよね。
犬飼:いいですね!『ぽかぽか』以外の番組に出るとなると、雰囲気が全然違って緊張もするけど、児嶋さんがいらっしゃると安心して出られるんですよ。
児嶋:お互いにやりやすいよね。
犬飼:そうやって地味にじわじわとほかの番組にも出ていって、シミみたいに“いぬこじ”を浸透させていって…。
児嶋:消えないシミね(笑)。
犬飼:ちょっとずつ広がっていくシミみたいな売れ方をしたいです(笑)。
児嶋:嫌な売れ方だな(笑)。
──最後に『ぽかぽか』視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
犬飼:『ぽかぽか』は生放送で、かなりドタバタしていますが、そのドタバタ感が出す面白さみたいなものはあると思っていて。お昼ご飯、家事、お仕事のお供に楽しんでいただいて、皆さんの日常に溶け込めたらと思っています。
児嶋:なんのタメにもならない情報、内容もいっぱいありますけど(笑)、何も考えずに楽に見られる番組だと思います。金曜日は週の終わりだからか、特にハライチ(岩井勇気さん、澤部佑さん)と神田(愛花)さんのテンションが違うんだよね。
犬飼:そうですね。燃えつきようとしていますよね(笑)。
児嶋:「明日から休みだ!」という、いいテンションなんです。
犬飼:全部出し切ってくださるんですよ、残ったパワーを。
児嶋:そこも見どころです。“いぬこじも”ぜひ応援してください!
撮影:河井彩美