テレワークという選択肢は増えたけれど…育児中の妻の本音は?
男性育休制度の設立や保育施設の増加、フレックス制度などの会社独自の育児支援制度など、育児環境は整いつつありますが、三木さんは「男性育休は使い勝手が良くなく、妻の復職のタイミングで男性が育休を取る、など効率的な休み方はまだできていない」と指摘。
「育児中はテレワークを認められているけれど、他のメンバーが社内にいるので気持ち的にも情報的にも孤立してしまう」という、悩みも紹介されました。
千秋さんは「申し訳ないし、自分が我慢すれば解決すると思ってしまう」と共感し、三上さんは「テレワークが認められない時代に比べたら選択肢が増えたのは事実。テレワークの人がいるのが当たり前になるといいな、というのが希望」と笑顔で語りました。
男性の育休取得率は増加も…取得に二の足を踏む男性も多数
男性の育休取得率は17.13%と少しずつ伸びてきていますが、「夫が同僚に業務を引き継ぐことに抵抗があり、育休を取ってくれなかった」などのケースもあるようです。
三木さんが「トラブル処理のときに『育休で責任者がいません』というのは避けたいので、取りづらい」と管理職の目線で語ると、坂上さんは「本人の意識と職場の空気はなかなか変えられない。自分の場合は、奥さんから『取らないで』って言われそう」と苦笑。
夫が2回とも育休を取ってくれなかったという鈴木さんは「妊娠する前にきちんと話し合っておけばよかった」と後悔を語り、三上アナが「男性育休の場合、1日でも2ヵ月でも、同じように『取得』と数えられるのは、問題」と言うと、番組公式SNSにも「転職先の男性育休が1週間と聞いてガッカリ」などの声が寄せられました。
『ノンストップ!』(フジテレビ)2024年3月8日放送より
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