＜ものがたり＞
2年前と変わらず、東京の一軒家で、伊藤源太郎（吉田鋼太郎）は、妻・千鶴（MEGUMI）と暮らしている。ある朝、人の娘たちの幸せを願う源太郎は、寝違えて首が回らなくなりコルセットをすることに。
まだ独身の長女・由香（木南晴夏）の仕事は絶好調！なのに、相手には不自由しなかったはずの恋愛は絶不調。
次女・里香（佐久間由衣）は、夫の浮気が原因で離婚。恋の仕方を忘れたかも…とモヤモヤしている。
三女・美香（武田玲奈）は、源太郎公認の恋人で漫画家として軌道に乗り始めたはずのユウジの優柔不断さに（美香によると）「ほぼ結婚はムリ」らしい。
母・千鶴はいつも通り。ちなみに、由香の元カレ・大森（浜野謙太）は、同僚の渡辺さんにアプローチ中。
由香は、そばが入ってない天ぷらそばを食べる近所の不思議な女性に人生を教えられ…。里香には、不思議な場所で不思議な男性との出会いが…。美香の「一応恋人」ユウジに近づく鼻血出しがちストーカー女・翔子（逢沢りな）、おいしいと評判の洋菓子店「シュクレ」のパティシエ・ムッシュ（高橋克典）など、さまざまな人が入り乱れて伊藤家はあいかわらず波乱万丈！
コルセットで不自由だからこそ、見えてきたものがあるという源太郎は、ハンサムに娘たちに言う。
「見かけにとらわれるな。流されるな。視野を広く持て」
娘たちの幸せを願い、偉大なパパ・源太郎は再び立ち上がる。
