3月30日に、東京・お台場でアニメ『時光代理人 -LINK CLICK- Ⅱ』の先行上映イベントが開催。同作は、2021年4月よりbilibili動画にて配信されたオリジナルアニメーションの日本語吹替版第2期で、2024年4月より放送が始まります。
イベントには、第1期に続き日本語吹替版キャストを務めた、豊永利行(トキ/程小時役)さん、櫻井孝宏(ヒカル/陸光役)さん、古賀葵(リン/喬苓役)さんが登壇しました。
第1話、2話上映後、熱気に包まれた劇場のステージに3人が登場。まず、第2期の日本語吹替版の制作が決定した際の感想を聞かれると、豊永さんは「第1期があの終わり方でしたから、『それはやりますよねえ…』と思って」「引き続きトキを演じさせていただけることがうれしかったですし、いち視聴者として続きが気になっていたので、それも知られてうれしかったです」とコメント。
櫻井さんは、「始まったら始まったで、しんどい物語になるのでは?と思っていたら、案の定しんどかったです」と吐露。「第1期の宙ぶらりんでしんどい状態からは解放されましたが、第2期はさらに先が分からない状況から始まっていくので、また違う種類の不安や気になるポイントでいっぱいです」と伝えました。
古賀さんも「おふたりがおっしゃったように、『そこで終わるのか…』というところから、ようやく続きが見られるという、うれしさと不安があって。今回も第1話から驚きの展開で、ドキドキしていました」と告白。
古賀さん曰く、キャスト陣は台本をもらうタイミングで先の話を知るそうで、「アフレコ後はみんなで考察しながら、毎回収録を進めていました」と言うと、豊永さんも「『時光代理人』は、収録中『これは何のシーン?』となることが、結構あるんです。それで収録後『次週あたりに分かるかな?』などと話して、実際台本を読ませていただくと、『こういうことか!』と分かっていきました」と解説しました。
第2期は、新たな人物としてチエン・ジンが登場するのもポイント。豊永さんが「中村(悠一)さんが演じられるということで…」と名前を挙げただけで会場からざわめきが。これに豊永さんは、「『ラスボスだ!』とみなさん思ったのかな?と、勝手に思ったんですけど(笑)」と満員の観客に尋ねました。