残されたミコは、従業員控え室に潜入し、麻尋のロッカーを調べようとしていた。だが麻尋に見つかり、逮捕されてしまう。

酒井からの連絡でミコの件を知った森野は、電話を代ったミコから助けを求められる。「人を殺した犯人がのうのうと生きていていいの?それでも刑事?」とミコから責められた森野は、しばらく考えると、サウナ施設へと走り出した。

だが、店の前まで来たものの中には入れなかった森野は、ミコにDMを送り、犯人を追い詰めることが出来なくなってしまったことを告白。するとミコは、自分もイップスであることを告げ…。

ミコは森野を引っ張り込み、麻尋と対峙。そこで森野は、麻尋が水風呂の水をすべて超純水に変え、絶縁体にしていたことを指摘する。麻尋が近くの薬局で大量の純水を購入していたことも、防犯カメラの映像で確認済みだった。

それでも麻尋は、自分には竹内を殺す理由がない、ととぼけた。ミコは、自分のファンだと言っていた麻尋が、ミコの小説『殺しても好きな人』だけは苦手だと言っていたことに触れる。その小説は、恋人のDVに耐えかねた女性が相手を殺害する話だった。麻尋にもそんな経験があるのではないか、というのだ。