森野は、よっちゃんがチョロに青酸カリを飲ませたのではなく、予め便器の中に青酸カリを蒔いてトイレに使用中止の貼り紙をし、酔ったチョロの吐瀉物によってシアン化水素が発生するよう仕組んだトリックを明かす。

それでもよっちゃんは、自分にはチョロを殺す動機が無いととぼけた。そこでミコは、井上から教えてもらったチョロの裏垢のことを話す。そこには、ヤラセのことだけでなく、よっちゃんに対するチョロの思いが綴られていた。

ミコたちとのやり取りを録画していたよっちゃんは、刑務所から出てきたときにこの動画を配信したらバズりそうだが、こんな人間はもう世の中から相手にされないだろう、とこぼす。そんなよっちゃんにミコは、もがき続けたらリスタートできるかもね、と声をかけた。

それから数日後、ミコは森野に、密着取材をしたいと申し出る。森野をモデルにした小説が書きたいのだという。ミコからその話を聞いた慧は、「面白そう」と賛同しながらある事件の資料を広げる。そこには「担当刑事・森野徹」と記されていて…。

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