同じころ、ミコたちとは別の部屋では、過激な企画で人気のコンビインフルエンサー「悪童エクスプレス」の“よっちゃん”こと唐沢陽介(藤原季節)と“チョロ”こと中野隆二(細川岳)が、緊急生配信を行おうとしていた。

チョロは、企業案件ネタばかりやり始めて金儲けに走り、ついにはヤラセにまで手を染めるようになったよっちゃんに不満を抱いており、この生配信の中でヤラセのことを告白するよう、よっちゃんに迫っていた。

そんなチョロのことが邪魔になったよっちゃんは、自殺に見せかけて彼を殺そうと計画。生配信中に酔って具合が悪くなったチョロをトイレに連れて行き、青酸カリを利用したトリックで殺害する。

よっちゃんは、配信を一時停止してチョロの様子を確認すると、便器の中の吐瀉物を流し、青酸カリが入った小瓶をチョロに握らせて用意しておいた遺書を彼のポケットに忍ばせた。そして一時停止を解除すると、動揺した様子で「チョロが自殺した」と生配信で報告する。

そこには、配信を見て異変に気づいてやってきたミコと森野が見切れており…。