二宮和也「台本を見なくなる瞬間」に安心する
ーー身につけていると安心するもの、不安がやすらぐものはありますか?
川口:私は身につける“もの”というよりは、“香り”ですかね。お香とか自分の好きな香りを、初めて行く場所とかに持っていきます。安心というか、一度フラットになれます。
二宮:僕は不安がやすらぐ、安心するということでいうと、ドラマとか映画とかをやっている時に、“台本を見なくなる瞬間”が(訪れると)安心します。
ずっと勉強して、台本を見ている時間って、意外とドキドキしていたり、どうしよう!みたいな感じになるけど、急に“台本を見なくなる瞬間”が訪れると、ちゃんと世界観に入っているんだな、みたいな感じの(自分に対する)“安心感”が生まれます。
ーー2人が長年ルーティンにしていることはありますか?
二宮:あえて、ではないのですが、毎日を違うような形で過ごそうとしているかもしれないですね。
今日何曜日だっけ、何日だっけとか、無意識的に時間軸が止まっちゃったりすることがあるので、そうならないように、毎日をなるべく違う形で過ごす、違う形にしていくっていうのは長年やっていることかなと思います。
ルーティンを持たないようにする、というのがルーティンです。
川口:私も(ルーティンが)なくて…。できなかった時に、気持ち悪くなりそうで、性格的にもこだわりとか、絶対にこれをしないと嫌!みたいなことがないし、それで、やってこられているからいいかなと思います。今のところずっとこれをやっているみたいなことはないかな。
二宮:これからは、年イチのハワイ(でのCM撮影)をルーティンにすることを目指したいね。3年前から言ってるからね。やっぱりJCBといえばハワイ。外せないんです!そして、JCBとハワイの間には二宮と川口がいます!
川口:常にいます!(ハワイに)行きたいな。ルーティンにしたいですね(笑)。