<市村正親 コメント>
『ミュージックフェア』は長年見てはいましたが、出演するのは初めてなんです。僕が最年長として若い人たちと出演できて、俳優生活50年続けてこられてよかったなと思いました。
現・帝劇がなくなってしまうことは残念ですが、こういう機会をいただけたことは良い思い出になりましたし、お客さまにとっても、普段一緒に見ることができないメンバーの共演を見られるのは良いですよね。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』も、来年公演の旅に出ます。西やん(西田敏行)が亡くなり、彼の分まで生き切らなければいけなくなりました。森繁(久彌)のおやじも天国で「いっちゃんが、まだやってるよ!」と見守ってくれていると思います。
<井上芳雄 コメント>
現・帝劇がなくなってしまうことは寂しいことですが、それをきっかけに、この番組の企画もできました。
僕たちはミュージカルをやり続けますが、今まで帝劇で上演されてきた、ミュージカルの代表ナンバーを素晴らしい仲間たちと一緒に歌えるというのは新しい喜びだと思います。
初舞台の『エリザベート』『モーツァルト!』『ナイツ・テイル -騎士物語-』…そして、出ることの叶わなかった『SHOCK』。
僕自身にとって夢がかなったり、懐かしかったり、気持ちも忙(せわ)しい収録の時間ではありましたが、見てくださるお客さまにとっても、いろいろと思い出したり、新しい発見のある素敵な時間になりますように!
<鳳蘭 コメント>
『ラ・マンチャの男』『屋根の上のヴァイオリン弾き』は、世界屈指の作品。人の在り方が描かれ、歌詞も曲も心に沁(し)みて最高です。
<音月桂 コメント>
偉大な先輩方が魂を燃やし続けた舞台。お客さまの拍手の雨が降り注ぐ客席。歴史ある劇場に携わらせていただけたことは、生涯の宝物です。
多くの方に愛される帝国劇場のこれまでと、これからに思いを込めて精一杯歌わせていただきます。