2万人(?)の観客に見守られ、トロット・ガールズがステージに
いよいよ本番がスタート。歌心さん、福田さん、かのうさん、natsucoさんが、シティポップの代表曲『真夜中のドア~stay with me』(松原みき/1979年)を歌いながらステージに登場。
4人の歌姫たちが腕を左右に振ると観客もそれに応え、オープニングからすでに会場の心は一つといった雰囲気です。
1曲目の歌唱が終わると、それぞれ挨拶を。natsucoさんは「暑いですが盛り上がっていきましょう!」、かのうさんは「私は福岡出身なんですけど、初めて『お台場冒険王』に出させていただいて、めちゃくちゃ嬉しいです」と満面のスマイル。
福田さんは「後ろのほうでご覧になっている皆さんも前に来て、盛り上げていただけると嬉しいです」、歌心さんは「最年長の歌心りえです」と自己紹介し、「暑いのでいい汗をかいて、水分補給して楽しんでいきましょう」と呼びかけました。
そこへ、MCの梶谷直史フジテレビアナウンサーが「ビッグゲストが来ています。歌謡界のレジェンド」と紹介すると、ステージに松崎さんが登場。
先ほどのカジュアルファッションから一変、純白のジャケット+ベスト+パンツと褐色の肌に映えるオールホワイトファッションで現れ、トロット・ガールズも「真っ白だ!」と驚きました。
松崎さんは「『お台場冒険王』はやっぱりいいね!今日はお台場の駅が見えないくらいの人が…2万人くらい?」と“しげるジョーク”を飛ばし、「トロット・ガールズのメンバー11人を審査委員長として選びましたけど、みんな原石だよね。ここからバチっと光り輝くスターになると思う」とエールを。
そして、つめかけたファンやトロット・ガールズたちの前で『愛のボラーレ』を圧倒的な声量で歌唱しました。
松崎さんに続いて、かのうさんは『Over Drive』(JUDY AND MARY/1995年)を跳ねるようにステージを移動しながら、キュートに披露。
natsucoさんは『万華鏡』(岩崎宏美/1979年)を艶っぽく、福田さんは『美・サイレント』(山口百恵/1979年)をクールに歌いあげ、美声で酔わせました。
そして、4人目の歌心さんは夏のお台場にピッタリなナンバー『フライディ・チャイナタウン』(泰葉/1981年)を余裕たっぷりに披露。その伸びやかな歌声に、観客も気持ちよさそうに耳を傾けました。
トロット・ガールズのステージを見守った松崎さんは「昭和にはうもれた名曲がたくさんあります。我々、歌い手は歌いついでいかないといけないという使命がありますので、日本のスタンダードとなるように頑張りたい」と真摯に語りつつ、「スタンダードの最後の曲は『愛のメモリー』らしいですよ」と、ちゃっかり自身の代表曲をアピール。
ラストは、韓国の人気ガールズグループ・NewJeansのハニさんがファンミーティングや歌番組で披露したことで、日韓で再ブームとなっている『青い珊瑚礁』(松田聖子/1980年)を全員で披露し、初日のステージを終えました。
この日の会場には、『トロット・ガールズ・ジャパン』出場者の名前が入ったウチワを持ったファンや熱心なトロットファンが多数駆け付け、ステージの歌姫たちに熱い声援を。
日本での知名度はまだまだながら、その歌唱力はお墨付き!ここから日韓をはじめ、アジア、そして、世界で活躍するシンガーが誕生するかもしれません。その瞬間をぜひ8月24日「ISLAND♡STADIUM」のステージで見届けてください。