<松井勝正(関西テレビ放送 総合技術局制作技術センター)コメント>

「災害時に共有するヘリ映像の撮影場所をすぐに把握したい」という現場の要望と、上司からの相談が開発のきっかけでした。ChatGPTの「できますよ」という言葉にも後押しされました。

当初は、同様の機能を持つアプリのサブスクリプション契約が提案されていたそうです。生成AIにも利用料はかかりますが、アプリ開発に活用することで、それを上回るコスト削減につながったと考えています。

放送局の特殊な用途に対応するアプリは、外部に開発を依頼すると高額になりがちです。今回は生成AIの活用により、費用を大幅に抑えられました。また、運用に合わせた改善や細かな要望にも素早く対応できる点は、大きな利点だと感じています。

今後もこうした取り組みを続け、開発を多くの人に引き継げる環境を整えていきたいと考えています。この取り組みが、現場のアイデアを生成AIとともに形にするきっかけになれば幸いです。

今回の受賞を大変光栄に思うとともに、検証にご協力いただいた皆さま、機会をいただいたみなさまに感謝申し上げます。