東京・神保町駅から歩いて4分ほどの場所にできた、長い行列。そのお目当ては…これからの季節恋しくなる、温か~いうどん!

11月2日にオープンした、“福岡三大うどん”の一つとも呼ばれている「博多うどんウエスト」です。初日から大盛況でしたが、実は、今回の都心への進出は、リベンジだといいます。

『ノンストップ!』は、オープンから連日大行列のワケを取材しました。

リベンジの都心進出 “福岡うどん”に期待

11月2日午前10時ごろ。開店前から店舗の前には列が。

小雨も降る中、並ぶ人に話を聞いてみると…

先頭に並んでいた福岡出身(30代男性):
せっかくなら最初に食べたいなと思って。

――1 番狙いだった?
もちろんです!
地元の味がそのまま来てくれたらうれしい、東京になじんで長く続いてくれたらうれしいです。

 福岡出身(30代男性):
(ウエストに)こっちに来ていただけてすごくうれしい。(福岡でウエストは)日常生活にある味。

福岡の地元民から熱視線を受ける中…

大畑店長「ちょっと早いんですが、オープンしますのでご案内いたします」

本来のオープン時間である11時よりも、15分ほど早くお店が開くと、次々と客が店の中へ。
開店を待ちわびた客から、喜びの声が上がります。

男の子「うまい!」

女性「うん!おいしい!」

男性「ソウルフードです」

外食チェーン『ウエスト』のうどんは、「安くてうまい」と親しまれ、地元福岡で“三大うどん”の一角と呼ばれるほどの人気店です。
九州を中心に、全国で172店舗を持つ人気がありながら、なぜ今、東京に新店舗を開いたのか?実は…。

ウエスト 取締役 若山大木さん:
15年前に高田馬場の店舗がありましたが15年前に閉めまして、今回再チャレンジということで。

過去に一度、都心への進出を果たしましたが、結果、当時は撤退する形に…。
それでも、15年ぶりに再度出店を決めたのには、ある変化があったといいます。

ウエスト 取締役 若山大木さん:
福岡のうどん人気はかなり上がったと思っています。このウエストの値段で、東京で店を出したら大盛況だなと思ったので東京進出を選びました。

実際、同じ“福岡三大うどん”の1つ、『資さんうどん』も2025年2月に両国で初出店。連日行列となる人気ぶりとなりました。

さらに、自信を持っているのが…。

ウエスト 取締役 若山大木さん:
あえて今は昔の作り方にちょっと戻して、より香りの強いだしを作っています。

こうした中で、店舗を訪れる人の中にも、福岡のうどんに期待を寄せる声が。

埼玉出身(40代男性):
やわらかいうどんとだし(が好き)。ゴボウを食べながらのうどんは関東のうどんでは味わえないです。

千葉出身(30代女性):
うどんがおいしいのと、ごぼう天が好きなんですよね。九州っぽさがあるというか、おいしいですよね。

さらに、お客さん同士で福岡うどんを勧めあっている姿も。

九州以外の出身(20代女性)と福岡出身(20代男性):
きょう休みを取ってきました。一緒に(福岡へ)帰省するときに毎日のように一緒に朝、食べているので、絶対に初日に来たいなと思いました。

福岡出身の男性:
彼とはよくランチに行くんですけど、麺とだしが特においしいなと思っているので、ちょっと彼にもきょう、食べてもらいたいと思います。

宮城出身の男性:
楽しみです。

夜は居酒屋「もつ鍋」安さのワケは?

そして、昼だけではなく夜にも行列ができていました。
その人気のワケは…?

ウエスト 取締役 若山大木さん:
昼はうどん店、通常のうどんウエストというかたちで。ただ、17時からは居酒屋に変貌します。

昼はうどんをメインに、夕方以降はうどんに加え福岡の居酒屋メニューを展開し、他社との差別化を図っているといいます。
この昼と夜で業態が変わる、“二毛作スタイル”という新たな取り組みで、人気をけん引しているメニューが…博多名物・もつ鍋です。

居酒屋に一番乗りした男性(50代・学生時代は福岡):
めちゃめちゃうまいっす。

都心で本格的な九州の味を楽しめるのも魅力になっていますが、実は、驚くべき一番のポイントはその値段なんです。なんと1人前429円!
これほど本格的なもつ鍋、いったいなぜこんな低価格で販売できるのか、聞いてみました。

ウエスト取締役 若山大木さん:
大きいところは通常、もつ鍋は豚骨スープとかでもつ鍋のスープ炊くんですが、弊社はうどんだしでもつ鍋を食べるという形にしていること。また、もう一つは弊社は焼き肉店もありますのでセントラルキッチンの方で、もつの仕入れと加工もできているというのが大きい部分ですね。

――なぜ、うどんだし?
たまたま試したらおいしかったと。

実際、神保町店を訪れた客からは…

居酒屋に一番乗りした男性(50代・学生時代は福岡):
一人前が390円(税別)っていうのはすごいですよね。最高です!

多角的な営業をしているからこそ、実現可能となった販売価格。

実はウエストは元々、ドライブインの形態から始まり、創業以来「やってみなはれ」という企業理念で、様々な業態に挑戦。うどんの他にも焼き肉店や中華食堂も経営。世界にも店舗を広げてきました。

改めて、目指す場所について聞いてみると…

ウエスト 取締役 若山大木さん:
わが社は福岡の三大うどんの一角として、福岡はうどんの発祥だとも言われているとこもありますので、やわらかいうどんと味の濃いだしを全国に広げたいと思っています。

(『ノンストップ!』2026年11月4日放送より)