颯の話を聞いた雅は、小早川家に集まっていたボランティアの人たちへ選挙に出るのをやめると言おうとする。そのとき、弥生がすかさず横やりを入れて、雅を黙らせた。
SNSでは、泥酔した雅が立候補宣言する動画や大荒れしたネット討論会の切り抜き動画、過去のスキャンダルがバズり、雅の悪評が広まっていた。
ますます落ち込んで選挙を投げ出そうとする雅。弥生はそんな雅に、雅の選挙を応援するために集まった人たちは誰もお金で動いていないと告げた。
乾は弥生に、敵が裏で金をバラまいていると聞いて自信を失う雅の気持ちもわかると言う。弥生は、金のバラまきを事前に止めていたことを乾に明かす。
弥生(石原さとみ)が表に出せない選挙の金を盗み、奇跡を起こす
公示日前、千羽県民になりすましたルイが陳情を装って何人かの県議の事務所を訪ね、全員が同じ日に同じ予定を入れていることをつかんだ。それは、木内が県議たちに“季節のご挨拶”を渡す日だった。
小早川のスタッフは千羽に入るときに必ず、支援者が経営する「すずらんハンバーグ」という地元の店で食事をするのが決まりになっていた。
木内が“季節のご挨拶”を渡しに来る日、弥生は、すずらんハンバーグに来る木内を待ち伏せ。車から降りてきた木内にわざとぶつかり、スリの要領で車のキーを盗む。
木内の車から金の入った封筒の束を見つけた弥生は、別の封筒とすり替え。その頃、木内は、のんびりとハンバーグを堪能中。弥生は、気づかれないように木内に車のキーを返した。
何も知らない木内は、すり替えられた封筒を県議たちに配布。封筒の中身は、桃子の店にあったハズレの宝くじだった。
金を着服した疑いをかけられた木内は、士郎ら国自党幹部から問い詰められる。必死に無実を訴える木内。士郎は、木内以外の誰かが封筒をすり替えたと察した。
雅は、弱気になって選挙から降りようとしたことを弥生たちに謝る。雅と弥生たちは改めて、選挙戦に臨むことに。何気ない会話から、雅が英語を話せると知った弥生は、雅の悪評を吹き飛ばす方法を思いつく。
弥生たちは、雅と世羅が英語で話す動画を作ってSNSにアップする。すると、“英語がペラペラで頭がいい”という雅のイメージが広まっていく。
投票日3日前、颯陣営の買収疑惑が週刊誌で報じられる。乾が、知り合いの記者・新房ショウ(矢野聖人)に情報をリークしたのだった。
雅に“風”が吹き、颯の買収疑惑が追い打ちとなった。選挙結果は、雅が僅差で当選し、颯は比例復活。
雅は、落選した八巻に投票した有権者の意志も国政に持っていくと宣言する。そんな雅の言葉を聞いて、心から拍手する弥生。
ついに国会議員となった雅は、永谷町の議員会館に入った。雅の部屋に、士郎がやってくる。士郎は雅に「国自党に入りなさい」と告げた。
一方、雅の秘書になった弥生は、夏目に挨拶。「英語がしゃべれただけで勝つなんて」と嫌味を言う夏目。バラまくはずだったお金が盗まれたことを知っていると匂わせる弥生。
永谷町で2人の化かし合いが始まった――。

