『ホタルの嫁入り』の作品世界、キャラクターの魅力を語ってくれたLynnさんと内山さん。共演で見えたお互いの意外な素顔や、「重い愛」を注ぐものを聞いてみると…。
「リアルすぎて止めたくなる」咳の芝居、進平の可愛さにキュンキュン…共演で見えた互いの素顔
――共演して影響を受けたことや、意外な発見はありましたか?
Lynn:「こう演じてみよう」と考えていたことも、現場で内山さんのお芝居に触れるとニュアンスが変わり、掛け合いのなかで少しずつ変化していく部分もあります。シンプルに「いい響きだなぁ」と、内山さんの声を一番近くで聞かせていただけることを贅沢に感じながら、楽しく演じています(笑)。
特に、進平の“ロー”な芝居に入ったときの「ぞわっ」とさせる感じはすごくて、こちらも本当に怖いと思う瞬間があります。逆に進平の可愛いシーンでは「可愛い!」と反応しすぎてしまって、「紗都子として正解かな?私が出すぎていないかな?」と思う場面もありました(笑)。
内山:紗都子は、繊細で脆(もろ)さが心配になる一方で、強さやたくましさも併(あわ)せ持っています。Lynnさんはその両方を見事に表現されていて、特に馬力というかパワフルさに圧倒される瞬間が多くありました。テストの段階からまったく手を抜かないので、主演として現場を引っ張っていってくださっていると感じます。
――特に「ここはすごい!」と感じた部分はありますか?
内山:咳の芝居がとても上手です(笑)。
Lynn:(笑)。
内山:病弱さを表現するため、咳き込むシーンがあるのですが、本番でもリアルすぎて、思わず「Lynnさん、大丈夫ですか?」と心配になって止めたくなるほどでした(笑)。
――咳き込むシーンについて、何か工夫しているのですか?
Lynn:実は練習をしていなくて、本当にその場で咳き込みながら演じています。咳をする間もセリフがはっきり聞こえるように言わなければいけませんし、かといって嘘っぽい咳にもしたくないので、そこは出たとこ勝負というところがあります(笑)。
――共演して、お互いにギャップを感じた部分はありましたか?
Lynn:内山さんはクールな印象があったのですが、お話ししてみるとたくさん笑ってくださるので、それがうれしいなと感じました(笑)。実際はとても柔らかい方だなと思っています。
内山:僕もLynnさんに対してはクールな印象を持っていましたが(笑)、ぬいぐるみ集めが趣味だと聞いて驚きました。ファンシーな趣味をお持ちなんだなと、意外な一面を知ることができました。
――お芝居の面ではいかがですか?
内山:声が強いなと。音がしっかりしていて、「いい声優さんだな」と思います。
Lynn:内山さんはクールで静か、少し怖さのあるキャラクターの印象が強い分、進平を演じているときの可愛さとのギャップにキュンキュンしてしまいます。もっとそういうシーンが増えないかなと思うくらい、切り替えがとてもお上手だなと感じます。
――お互いを、紗都子・進平らしいなと思う点があったら教えてください。
Lynn:見た目…?
内山:血みどろなところですか(笑)。
Lynn:(笑)。進平はミステリアスなところがありますが、内山さんご自身も、もっと深掘りしたくなる要素がたくさんある方だなと思います。
内山: Lynnさんはしっかりしていて、ふわふわしたところがあまり見えません。お仕事の面でも落ち着いていらっしゃるので、そこが紗都子と似ていると思います。
ぬいぐるみは200体以上、ソーダ割りは分量まで固定…2人が日常で“重い愛”を注ぐもの
――めざましmediaは「好きでつながる」をテーマにした媒体です。最近「好き」なことを教えてください。
Lynn:可愛いものが好きで、もふもふしているものに弱く、ぬいぐるみを集めています。可愛いと思ったら買ってしまうので、家にどんどん増えていっています。
――ぬいぐるみは、眺めているだけなのでしょうか?
Lynn:連れて歩きたい気持ちもあるのですが、汚れたら嫌だなと思ってしまって。落ち着くので、時々ぎゅっと抱きしめたりもします。実は「ぬい活」をしていたこともあったので、持ち歩き用と保存用で2つもっていたりもします。全部で200体以上はいるんじゃないかと思います。
欲望が止められないんですよ。可愛いと思ったら「これを連れて帰らないと」と思ってしまいます。いろいろなキャラクターグッズがどんどん登場するので、際限がなくて…。
内山:僕はそこまで何かを集めるということはないですね。ただ、夏場によく飲む焼酎のソーダ割りは、毎回きちんと分量を計って作っています。グラスもうすはりと決めていて、氷の量や炭酸水の量まで、いつも同じ分量です。悪酔いしないように度数も調整していて、ここ数年はそこだけこだわっています。
――忙しい合間のリラックス方法、好きな時間を教えてください。
Lynn:お風呂に入るのが好きで、温泉にもよく行きます。お休みの日はスーパー銭湯のようなところに行って、温泉に入ってサウナに入って、マッサージを受けて、ということをよくしています。普段はみんな服を着て歩いているのに、あの場所に来るとみんな生まれたままの姿になっているというのが、不思議で面白いなと感じています。
内山:僕もお風呂に入るのは好きです。家だと本を読んだりもしますね。最近はそこまでストレスを感じていないのですが、強いて言えばサッカー観戦が息抜きになっています。今年は、ワールドカップが本当に盛り上がって楽しかったです。終わってしまったのは寂しいですが、ヨーロッパサッカーのシーズンも始まったので、それが週末の楽しみになっています。プレミアリーグでプレーする日本人選手も増えているので、それも楽しみです。
撮影:河井彩美
