小島はすぐに状況を把握して各メンバーに指示し、残業が多すぎる鳥羽野には帰宅を促す。
心肺停止から20分以上経った男性患者の心臓マッサージを続けていた小島。やがて、男性患者の心拍が再開する。
ふと、小島が周囲を見回すと、スタッフはみんな懸命に働いているもののチームワークがなく、空回りしていた。
小島(松嶋菜々子)事故現場で救命処置にあたっていると、進藤(江口洋介)が現れ…
都立第三病院救命救急センターでは、人手不足のなか、働き方改革による労働時間の制限で若手スタッフの代わりに働く中堅スタッフの残業時間が超過。
プライベートと仕事を切り分けたい若手と、プライベートを犠牲にして仕事に打ち込んできた中堅の間では、仕事に対する考え方や価値観のギャップが深まっていた。
小島は、院長・落合雅人(沢村一樹)に、人手を増やしてほしいと要請。落合は、現場の効率化を工夫してほしいと答える。
そんななか、爆発事故が発生したという連絡が入る。小島は、スタッフとともに事故現場へ。小島と益田は、ケガ人の症状を確認しながらトリアージを行っていく。
がれきの下敷きになり心肺停止状態の負傷者が発見され、小島たちは処置へ向かう。益田が心臓マッサージを行うが、消防隊員から心停止して10分経過していると聞いて益田の手が止まる。
現場で心停止した場合、生存例はほぼゼロ。益田はやむなく、治療の優先度が最も低い“黒”のトリアージタグを切った。
そのとき、益田の手を誰かが止める。それは、小島の指導医でもあった救命医・進藤一生(江口洋介)だった。
進藤から「まだできることがある」と言われ、小島はその場での開胸を決断。進藤が開胸を行い、小島がサポート。進藤は、大動脈を遮断して心臓マッサージを行う。
搬送中に負傷者の心拍が再開。進藤は、救命救急センターに到着してすぐに開腹を行う。
大動脈遮断から20分が経過しており、処置の時間は10分が限界。進藤は、すばやく出血箇所を特定し、出血をコントロールして遮断を解除。驚異的な速さで処置を終わらせ、絶望的だった負傷者の命を救った進藤の技術に、スタッフたちは驚く。
進藤は研修医・田中芽生(横田真悠)と天野に、添え木の固定の仕方、包帯の巻き方が間違っていると注意し、専攻医・宮沢蓮(木戸大聖)には縫合のやり直しを命じる。
進藤は、アメリカ・ピッツバーグから帰国したばかりだった。小島は進藤に、都立第三病院の救命救急センターに戻ってきてほしいと頼む。
しかし、進藤は「俺にはもう、そんな資格はない」と言って断った。
