奥野壮 人へのメイクに怖さを感じるも、豊田裕大へのメイクは「ササッとできた」

──BA(美容部員)の役を演じることに関して、不安などはありましたか?また実際に撮影をしていて大変だったことは?

奥野:クランクイン前にBAを経験されたメイクアップアーティストの方に指導していただいたので、基本的な動作には自信を持って撮影に臨んでいました。先生は現場にもずっといてくださったこともあって、安心材料にもなっていたし。

『コスメティック・プレイラバー』第1話より

豊田:めっちゃ支えになったよね。でも普段、人の顔に筆を持ってかなりの近距離に寄ることがないので、大変でした。

人の顔の上で筆を操るときも、どのくらいの強さ、速さでやったらいいのか…しかも、撮影をするときには、画角の問題などで若干リアルとは違う動きを求められることもあって。そのさじ加減が難しかったです。

『コスメティック・プレイラバー』第6話より

奥野:僕は人の顔に触れるのが一番怖かったですね。メイクをするお客様役は“初めまして”の方ばかりでしたし、会ってすぐの人の目の上を触るのがすごく怖くて。ケガをさせたらどうしようみたいな不安はありました。

でも、それも撮影を重ねていくうちに感覚を掴んでいって、「だいたいこれくらいの感じでやるとキレイに見えるんだな」と分かるようになったよね。

豊田:そうだね。

奥野:最終的には2人とも楽しく撮影できていたと思います。

──奥野さんは豊田さんにメイクをするシーンもありましたね。

奥野:裕大くんへのメイクは何も考えず、ちゃんとした力加減でできました!それはたぶん、信頼関係みたいなこともあると思うんですけど。

そもそも人にメイクするっていう経験がないから、“初めまして”だと戸惑うことも多くて。

豊田:力加減とか難しかったよね。

奥野:だから、ふわ~っと、触れてるか触れてないか分からないくらいの感じでやっていたんですけど、裕大くんの場合は、ササッとできました(笑)。

豊田:迷いなくやってた(笑)。

『コスメティック・プレイラバー』第8話より

──それぞれ、棗と佐橋を演じるうえで大切にしていたことは何ですか?

豊田:僕は常に冷静でいようと思っていました。声のトーンを少し下げて、動作をゆっくりにして。あとは、棗を“思う”ということは意識していたかもしれないです。

奥野:棗は身振り手振りとか、表情の変化が大きい役柄だったので、一つひとつの感情に敏感でいることは意識していました。悲しいときはちゃんと悲しむというか、表情で分かるように。あとはもう、現場で感じたものを大切にしていました。