<関口貴久、河井宏允、福岡優紀、米田航(開発者)コメント>

本取り組みは、クラウド上で映像スイッチング、音声ミキシング、バーチャル演出を統合的に実現するシステムを構築したものであり、国内外を問わず番組制作業務をクラウド上で完結できる次世代制作基盤の礎を築いたものと考えています。

昨今、メディア配信プラットフォームの多様化が急速に進むなか、コンテンツ制作の効率化と制作コストの削減は業界全体における重要な課題と捉えています。

一方で、視聴者が求めるコンテンツ品質を維持、さらには向上させながらサービスを提供し続けることも不可欠であります。

本システムにより、従来オンプレミス機材で制作している品質を維持しながらクラウド上でコンテンツ制作を行うことで、制作から配信までをクラウド環境内でシームレスに連携できる可能性が広がりました。

これにより、システム構成の簡素化、オンプレミス機器の大幅な削減、さらには運用・作業時間の短縮が期待できると考えています。

今後もクラウドプロダクション技術のさらなる発展と機能開発に取り組み、放送業界の高度化・効率化を推進するとともに、社会全体におけるメディア業界の発展に貢献していきたいと思います。