関西テレビが、2025年日本民間放送連盟賞の番組部門(テレビドラマ)で最優秀賞、特別表彰部門(放送と公共性)で優秀賞を受賞しました。
番組部門(テレビドラマ)で同じ社が3年連続最優秀賞を受賞するのは初めてのこと(※)。
(※)関西テレビ調べ。民放連ホームページを参考に、テレビドラマ部門ができた1988年以降で調査。
表彰式は、11月7日(金)に行われます。
<受賞番組紹介①>
番組部門 テレビドラマ:最優秀賞
『アンメット ある脳外科医の日記』

過去2年間の記憶を失ったうえに、今日のことも明日には全て忘れてしまう…「私はまだ、医者なのだろうか――」。葛藤を抱えながらも患者を救う脳外科医の物語。
【審査講評】
俳優陣の抑えた誠実な演技は圧倒的なリアリティがある。それを際立たせる制作陣の真摯なものづくりによって、人が生きていくために何が必要かを、静かに、そして力強く訴えていたことが高く評価された。
放送日時:2024年4月15日~6月24日 毎週月曜22時~
出演:
杉咲花 若葉竜也 岡山天音 生田絵梨花 千葉雄大 吉瀬美智子 井浦新 ほか
原作:
子鹿ゆずる(原作)、大槻閑人(漫画)
『アンメット-ある脳外科医の日記-』(講談社『モーニング』連載)
脚本:篠﨑絵里子
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん『会いに行くのに』(unBORDE/Warner Music Japan)
オープニング曲:上野大樹『縫い目』(cutting edge)
演出:Yuki Saito 本橋圭太 日髙貴士
プロデューサー:米田孝 本郷達也
(敬称略)
制作協力:MMJ
制作著作:カンテレ
<米田孝(プロデューサー)コメント>

このたびは、素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
エンタテインメントが多様化する時代に、どんな“テレビドラマ”が求められるのか。ずっと自問自答しながら作り上げた作品でした。誰よりも力強く繊細に作品に向き合う杉咲花さんを中心に、皆で同じ熱を共有し、一緒に挑戦してくれたキャスト・スタッフに心から感謝します。
また、手前味噌で恐縮ですが、諸先輩から受け継いできたカンテレのドラマが、3年も続けて受賞できたことがとても誇らしく、ありがたい気持ちでいっぱいです。