「ゆっくりと、長く続けて」証言を託す人と、受け継ぐ若者

長崎で被爆した佐藤美津紀さんは、長年、自らの体験について沈黙を守ってきました。

しかし、日本被団協のノーベル平和賞受賞をきっかけに、胸の奥にしまってきた記憶を語り始めます。

長い沈黙の末に証言を始めた佐藤さんは、講演会で、被爆者の言葉を次の世代へ伝えようとする高校生・池田晃輔さんと出会いました。

池田さんを応援するつもりだったものの、むしろ自分の方が励まされたと振り返ります。

長崎で被爆した三田村静子さんの証言を語り継いでいるのが、細井さんです。細井さんが真剣に証言する姿を見た三田村さんは、そのひたむきな姿勢に感銘を受け、尊敬していると語ります。

一方、自分がいつまで語り続けられるかはわからないため、だからこそ細井さんに「ゆっくりと、長く続けてほしい」と願いを託します。

被爆者から若い世代へ、ただ言葉を引き継ぐだけではありません。細井さんが語る姿に、三田村さん自身も希望を見いだしていきます。

平和を「願う」から「行動する」へ 2045年まで続くプロジェクト

番組では、平和を「願う」だけでなく、具体的な「行動」へつなげる新たな取り組みも紹介します。

「第1回 PEACEシンポジウム2026」には、NPO・NGO、企業、学術、行政、メディアなど、さまざまな立場の人々が集結。平和について考え、行動することを、環境問題と同じように社会の「文化」として根づかせるための展望が語られます。

『あの日から100年 100 Years Since Those Days ―平和を未来に繋いでいくために―』では、2025年から20年をかけて、戦争経験者や平和を願い行動する人々を取材します。

国連創設100周年、そして戦後100年を迎える、2045年の映画公開を目指す長期プロジェクトです。

『あの日から100年 100 Years Since Those Days ―平和を未来に繋いでいくために―』は、9月21日(月・祝)25時55分より、フジテレビで放送されます。