<坂上忍&鈴木哲夫 コメント>

――久々の共演は、いかがでしたか?

鈴木:本当にうれしかった。こんなに気難しくて、めんどうくさくて、こだわりのある人が、こんなに簡単にこのコーナーを引き受けてくれるとは思わなかったから、本当に僕はカンテレのスタッフさんに感謝しています。

坂上:いやいや、哲夫さんに強引に呼ばれただけです(笑)。

鈴木:久々に思い出しましたよ。『バイキング』時代の坂上さんの視点。厳しいだけじゃないんです、正論と、その視点ですよね。いやぁ、本当に楽しかったです。

坂上:あのころは、本当にご迷惑をおかけしました。生放送ですから、言えることと言えないことがある。それでも僕が黙って見ていると、『あ、これじゃ足りないのね』と察して、哲夫さんはいつも一歩踏み込んだところまで背負って話してくださっていた。本当にあのころの感謝は忘れられません。定期的にあのころに専門家として出てくださっていた方とは、ご飯会をやっています。

鈴木:今でも仲良しです。バイキングファミリーですよね。みんな言ってますけど、あの番組は、自分たちフリーの人間からしてみると、一つの転機になっているんです。坂上さんの功績は大きいですよ。

坂上:その転機があって、また『とれたてっ!』で爆発してもらえれば。

鈴木:爆発したじゃん。

坂上:僕はね、勝手にね。

――『バイキング』で共演した2人が、フジテレビ系列のお昼の情報番組でコーナーを持つことになります。

坂上:本当に、迷惑ですね(笑)。

鈴木:本当にうれしいです。テレビでの共演はもうないかな、と思っていたから。

坂上:僕自身がこういう系はもうやりきったと思っていて、やるつもりもなかったんですけどね。ただ、哲夫さんからお声がけいただいて、この番組の方々が『町中華でビールでも飲みながら、じじい2人が好きなことくっちゃべっているという感じならぜひ行かせていただきます』と言ったら(要求を)呑んでくださったので。それがすべてです。

鈴木:本当に物を見る目が参考になりますからね。みなさん、ぜひ楽しみに見ていただければと思います。

坂上さんの物の見方が何に根差しているかというと、坂上さんの生きてきた人生。いろんな苦労をしてきている人だから、それをベースに視点を持っている。だから非常に説得力があるんです。普通に、のほほんと生きてきた人間からすると、「ああ、なるほどね」となる。

坂上:普通に、のほほんと生きてきた人間というのは、誰なんですか?

鈴木:みなさん苦労して生きてきてこられているけれど、坂上さんの苦労は相当なものです。坂上さんの物の見方は、考えるときにすごく参考になると思います。

坂上:哲夫さんがいろんな政治関係の専門家と明確に違うのは、取材をちゃんとしているというところです。おそらくその信頼で、みなさん哲夫さんと仕事をしたがっているんです。

ということは、テレビではなかなか言えないことをたくさん知っているんです。だから、それを聞けばいいだけです。