<中林佳苗(プロデュース) コメント>
――今回のドラマ制作にあたり、こだわった部分は?
シリアス面だけでなくポップでコミカルな要素を入れたいという話を監督にした際、出てくるアイデアがとにかく突飛で(笑)。
バディ2人が通う中華料理店の厨房から本物のニワトリが出てくるとか、主人公がシリアルキラーをプロレス技で倒すとか、一体どんなふうに混ざり合うのか…と思いつつ、監督がやりたいのであれば、塩梅は気にしつつも楽しむ姿勢でいました。
あとは、“殺した人数が見える”という、ヒナタの特異能力を象徴する「赤い部屋」のシーンは、監督やカメラマンと何度も話し合って作り上げた部分なので、細部まで注目していただけたらうれしいです。
――これまでで、特に印象的だった撮影シーンは?
第6話の廃工場でのシーンです。原作にある「HumaN HunT」=シリアルキラーがネイルガンでバディを追い詰める展開で、“人間が人間を狩る”という現実ではあり得ない話を映像にするため、操演部、アクション部にも参加してもらい大がかりな撮影を行いました。
スタッフがさまざまな工夫や苦労を重ねているのを見て、横山さん、関水さん、そして猪塚(健太)さんも一緒になって細部までアイデアを出し合い、シーンを作り上げていきました。
そこにいる全員が一丸となる、記憶に残る現場になりました。
――SNSの反応を見ていてうれしかったこと、印象に残っていることは?
中華料理店での小ネタや、横山裕さんに実際に演じていただいた「縦山裕二」(架空の演歌歌手)など、細かいところにも気づいていただいているのは本当にうれしいです。
最終話のラストシーンまで小ネタがたくさん出てくるので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
――中林Pはカンテレドラマ制作部において最年少プロデューサーとなります。新枠「水ドラ★イレブン」の第1弾を手がけた気持ちは?
TNC(テレビ西日本)さんとの共同制作による新枠で、その第1弾をやらせていただけることに感謝しています。若手にもチャレンジの機会を与えてくださる懐の深い先輩方だなと感じています。
――第7話、第8話のゲスト・小出恵介さんの印象は?
犯人役を演じられるのは初めてとのことでしたが、異様なシリアルキラー役を見事に演じていただき、現場のモニターで演技を見ていたスタッフがざわつきました(笑)。表情の移り変わり、細やかな所作のどれもが不気味で猟奇性を帯びていました。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
毎話流れるオープニング映像は細かい部分にまでこだわっていて、実は今回のドラマの真相がすべて詰まっているともいえる仕上がりになっています。
まだ、みなさん気づいていないところもあると思うので、最終話までにぜひ探してみていただけたらうれしいです!
