澄晴の過去を知らない莉奈に、龍太は眞澄がかつて会社を経営していたこと、男手ひとつで澄晴を育てていたものの、高校時代に進路について口論になったことを聞かせる。
13年前、澄晴(嶋﨑斗亜)は会社を継がずに絵画の道で生きていきたいと眞澄に告げるが、眞澄は猛反対。その後、眞澄は精神のバランスを崩して会社を倒産させたのだが、澄晴は自分のせいで眞澄が追い詰められたと悩み続けていたのだ。
夢を捨てることになったのも自業自得だと腹を括り、会いたいと葵に連絡する澄晴。失われた香りを取り戻すためには、同じ状況で再び香りが戻るかどうか確かめることが重要だと医師に言われた葵も、澄晴と会う覚悟を決めていた。
葵(内田有紀)が優子(坂井真紀)の親友だったことを知った澄晴(寺西拓人)は…
翌日。スナックで働き始めた優子は、中学時代の同級生の岩村健吾(平原テツ)と再会。学年のアイドル的な存在だった優子の昔と変わらない姿に、健吾はときめく。
一方、澄晴との約束の場所に向かった葵は澄晴を連れて生花店へ向かうが、彼と向き合っただけでは香りは戻らない。そんななか店主が澄晴に水をかけてしまい、2人はスーツが乾くまで店内で過ごすことになった。
これ以上、心を乱されたくない…そんな本音を隠して、葵の名前の由来である葵の花の絵を描き上げた澄晴。久しぶりに絵と向き合った澄晴は、仕上げた作品を見た葵の「素敵」という言葉に心を動かされそうになるが、そこに新谷から着信が入った。
再び現実に引き戻された澄晴は、葵と手を繋いでギャラリーへ。しかし、澄晴が絵を取りに行った隙を見てICレコーダーを確認しようとした葵が、うっかりレコーダーを落としてしまう。
親友である優子のために葵が自分に近付いたことを知った澄晴は、ICレコーダーのデータを消去。葵は優子のお金を返してほしいと訴えるが澄晴は騙されるほうが悪いと開き直り、「二度と俺の人生に関わるな」と吐き捨てる。
澄晴に東京タワーのキーホルダーを突き返した葵は、澄晴からだと言って160万円を優子に手渡した。澄晴が反省していたという葵の言葉を信じ、明るい笑顔を取り戻す優子。
一方、示談金を手に入れるために澄晴は新しい詐欺のターゲットを見つけるが、葵のことが頭に浮かんでしまい…。
葵は元夫の奥田創(徳井義実)に、花の香りが戻る可能性があるなら諦めるべきではないと言われて心が揺れるが、考え抜いた末に澄晴の連絡先を消去。その後、葵は眞澄と、澄晴は優子と再会する。

