7月10日(金)、競馬界の歴史を変えた、今村聖奈騎手の軌跡に迫るスポーツドキュメンタリー『私が、ジョッキーになった日。今村聖奈 GⅠ初制覇までの道のり』が放送されます。
競馬界の歴史を変えた今村聖奈騎手の6年半に密着
2026年5月24日。日本競馬界の歴史が変わりました。
一生に一度しか出走できない、3歳馬の頂上決戦「クラシックレース」で、GⅠレースの中でも最も格の高いレースのひとつ、「オークス」。
女性騎手がクラシックレースで勝つことはおろか、騎乗することさえ史上初めて。JRAに女性騎手が誕生して約30年、歴史の扉をこじ開け、見事初優勝を成し遂げたのは、わずかデビュー5年目、22歳の今村聖奈騎手でした。
勝利後に、今村騎手がこぼしたのは、意外な一言でした。
「やっとジョッキーになれた」
デビュー前の競馬学校時代から、6年半にわたる独自密着取材によって、華やかな勝利の裏にあった今村騎手の葛藤や挫折、そして再起への道のりを描写。これまで表にでることのなかった、夢を捨てずにもがき続けた彼女の思いを、本人の言葉と記録映像でひも解きます。
デビュー1年目(2022年)
デビュー4ヵ月にして重賞初騎乗・初制覇(史上5人目)。優勝会見で「デビューしたときから、たくさんの人に夢と希望と感動を与えられるレースをしたいと思っていたので光栄です」とコメント。この年51勝を挙げ、女性騎手の年間最多勝記録を更新。
2年目(2023年)
ケガと環境の変化で勝利数は激減。「自分がなりたいジョッキー像と、今の自分のジョッキー像が照らし合わせると、みすぼらしいくらい自分が情けない。1年目だけで夢と感動を与えられるのは終わりつつあったので」と自分を見失っていく。
3年目(2024年)
わずか6勝と成績はさらに低迷。「口グセが『騎手をやめたい』くらいだった」。
4年目(2025年)
追い込まれた今村騎手は、関西の所属厩舎(きゅうしゃ)を離れ、関東で修業も。次第に復調していくうちに、「ジュウリョクピエロ」と出会う。
5年目(2026年)
再び競馬と向き合い、馬に乗る喜びを取り戻したその先に、運命の「オークス」が待っていた。
番組では、2026年5月24日に行われた「オークス」の1ヵ月前から、栗東トレーニング・センター、レース当日、優勝直後の今村騎手とジュウリョクピエロに密着取材。
勝った瞬間、今村騎手はジュウリョクピエロに向かって喜びを爆発させました。
「カッコいい!やっとジョッキーになれた。やったー、ピエちゃん!」。
オークス優勝後、今村騎手は「夢を見ているみたいでした。今日、私がジュウリョクピエロに勝たせていただいたことで、またたくさんの人に夢や希望を与えることができれば、私はすごく幸せものだと思います」とインタビューに答えました。
競馬史上初の快挙の裏側には、デビュー当初から一貫し諦めなかった今村騎手の夢がありました。
ひとりの騎手の成長の軌跡を、6年半の独自密着映像で描きます。
『私が、ジョッキーになった日。今村聖奈 GⅠ初制覇までの道のり』(関西ローカル)は、7月10日(金)25時20分より、カンテレで放送されます。
