土曜の夜に、月曜の食卓の会話を聞きながら寝る!?
一方、久保田さんは、幼少期に母親がとった奇妙な行動について明かしました。
久保田:兄弟4人。当時ラジカセが流行りだしたときで。家族で飯を食うときに、母親が会話を録音してるんですよ。
夏菜:え!?
大悟:思い出を残そうとかじゃないの?
久保田:いや…。土曜日になると、月曜日に録った音声を聞かせるんですよ。僕ら兄弟は布団の中で、聞かされて眠っていくんです。
夏菜:あはははは。どういうこと!?
大悟:土曜の夜に、月曜の食卓の会話を聞きながら寝るの??
久保田:そうです。僕は(ラジカセから)自分の声が聞こえるのが気持ち悪いし。めっちゃ恥ずかしいし。姉貴は(寝ながら)ちょっと涙浮かべてるやん、みたいな…。
大悟:どういう教育(笑)!?
変わった習慣にみな首をかしげるなか、「今そのテープが出てきたら、結構いい思い出かもよ」(大悟)、「確かに!」(後藤)という声があがりましたが…。
久保田さんが「そんな楽しい会話じゃない。僕は声を聞かされるから、あまりしゃべらないようにして。最後の方は誰もしゃべらず、食器の音がカチャって鳴るくらい」と、さみしい状況を語り、みな大笑いしました。
一方、一人っ子の岩尾さんは「煮魚とか大人が食べるおかずの日は、俺だけハンバーグとか別メニューが出てくる」と、甘やかされていたそうで…。
岩尾さんが「だから、いまだに好き嫌いが多い。こういうやつが育つ」と語ると、夏菜さんは「そっか!勉強になる」と反応し、参考になった様子。
そんななか、島育ちの大悟さんからは、誰も共感できない!?エピソードが飛び出しました。
大悟:特殊かもしれへんけど、(食卓には)おとうが(釣りで)とってきたもんが出てくる。
後藤:特殊やな。
大悟:ルールがあって「尻尾を切っとる魚は食うな。中に針が入ったままじゃ」とか。
夏菜:え…?針??
大悟さんいわく、釣ってきた魚がそのまま食卓に出されるため、母が調理するときに“針が入っている魚”の目印として尻尾を切っていたとのこと。
“針が入っていない魚”と一緒に出されるそうで、「え、こわ!」(松丸)、「なんやそれ」(後藤)と、みな驚きました。
大悟:都会の魚なんて、炊いても内臓ないですよね。
後藤:ないですね。
大悟:ワシらは子どものころ、(魚の)内臓に何が入ってるかを姉ちゃんとキャッキャ言いながら食ってたから。
後藤:何やねん、「福袋」扱いしてんの!?
後藤さんのたとえツッコミにみな笑うなか、大悟さんは「『お姉!ちっちゃいカニ入っとる』とか。おもろいのがたまに出てくる」と、楽しそうに思い出を語っていました。
『酒のツマミになる話』(フジテレビ)2025年1月31日放送より