小池栄子さんと北香那さんが、お互いの印象、撮影で感じた信頼を語りました。

7月7日(火)より放送される火9ドラマ『さよならノワール』は、警視庁西池袋署に新設された「犯罪被害者支援室」(※)を舞台に描く、警察ヒューマンドラマ。元刑事と心理学者が、犯罪被害者や遺族らが再び人生の歩みを進めることができるように寄り添い、初動としての支援をしていく姿が描かれます。

(※)警視庁内に実在する部署。本作では警視庁西池袋署という架空の警察署の中に新設された設定になります

本作で元暴力団対策係の刑事だった主人公・黒木夏海を演じる小池さん、心理学の知識には長けているが対人コミュニケーションは苦手な心理学者・白石絵梨子を演じる北さんにインタビュー。すでにクランクインから2ヵ月ほど経っているという撮影現場の様子やお互いの印象を聞きました。

小池栄子&北香那 それぞれが語る『さよならノワール』で演じる役どころ

──まずはそれぞれの役どころについて聞かせてください。

小池:夏海は、元マル暴(組織犯罪対策課の暴力団対策担当)の刑事で、今は犯罪被害者支援室に所属しています。

以前までの夏海は、被害者は「事件解決の材料」というような考え方でした。でも支援室に配属されたことで向き合い方が変わり、被害者やその家族、犯罪被害に関わるすべての人に対して寄り添いながら向き合っています。

物語のなかで徐々に描かれますが、過去にトラウマを抱えていて、あまり笑顔のないクールな役ですね。でも、香那ちゃんが演じる絵梨子と出会い、触れ合うことで、夏海自身も仕事で向き合っている“被害者”と同じような立場で癒されて、変化していく役どころです。

北:私が演じる絵梨子は、大学の心理学部所属の心理学者です。まっすぐで、正しいと思ったことを突き詰めるタイプなのですが、それがときに間違えていて、しかも、そのことになかなか気づけない不器用な人。

夏海さんとは対照的な役なので、お互いを補い合いながら、バディの関係性を構築していくところが見どころの役ですね。

──それぞれの役について、河毛俊作監督から「こんな風に演じてほしい」というリクエストや印象に残っている演出はありますか?

小池:河毛監督とは以前、『新宿野戦病院』(フジテレビ)でご一緒しましたが、そのとき演じたのは笑顔が多い、はっちゃけた役でしたし、今回はまったく違うキャラクターなので、受ける演出も新鮮ですね。

やり方によってはわかりやすい刑事ドラマになりそうですが、河毛監督には「人の気持ちは、一緒くたには表せない」という部分を丁寧に演出していただいています。それが私にとっては難しい挑戦になっていますね。

北:絵梨子は、距離感の取り方が下手で、ずけずけと人のパーソナルスペースに入ろうとしてしまうんです。途中で気づいて反省もするのですが。

その“間違えちゃう”部分が可愛らしく見えたら、と河毛監督がおっしゃっていました。その言葉があったので、チャーミングな雰囲気というのは難しいのですが、ドジっぽい感じを意識して演じています。