1月19日(日)の『ボクらの時代』は、福田雄一さん、坂口涼太郎さん、長谷川忍(シソンヌ)さんが登場します。

福田さんが脚本・監督を務める映画『アンダーニンジャ』が、1月24日(金)に公開予定。坂口さん、長谷川さんが出演しています。

<福田雄一監督「今までどこに隠れていたの?」映画の重要な役に“知らない子”=坂口涼太郎をキャスティング『ボクらの時代』>

福田組常連で「長い付き合い」という長谷川さんと、今回が初参加の坂口さん。話の中で、福田さんと長谷川さんの出会いとなった、2013年のシソンヌの舞台『男子はだまってなさいよ!』(※)を、坂口さんも観ていたことが判明します。

(※)コントユニット「男子はだまってなさいよ!」。2002年旗揚げ。過去に、バナナマン、松尾スズキさんなどが参加。

左から)坂口涼太郎、福田雄一、長谷川忍

長谷川:おいくつのときですか?

坂口:23です。もう、笑ったぁ。

坂口涼太郎

福田:僕は、シソンヌを見て「この人、なんて面白いツッコミをするんだろう」って思ったの。初めて見るタイプのツッコミだなと思って。

坂口:はい、はい。

長谷川:付き合いつつ、上手に相手を傷つけないように、そっと返してあげるっていう(笑)。

長谷川忍

福田:そうなの。

長谷川:で、すぐ(福田組の作品に)呼んでいただいて。

福田:当時僕は、面白いツッコミをする人を探しまくっていたんです。自分のドラマを見ているときに、すごく疲れることに気づいたの。見終わったあとに。

福田雄一

坂口:え、何でですか?

福田:いろいろ研究を重ねた結果、たぶん、ツッコむからだなと思ったの。結局、ボケてツッコむと、そこで会話が1ターン終わるんですよ。ツッコんで、もう一度、会話を立ち上げないといけない。

長谷川:そうですね。

福田:その繰り返しなんですよ。それが、疲れるの。

長谷川:なるほど。

福田:じゃあ、「ツッコまなければいいんだ」という結論に達したの。

福田さんは、師匠と呼ぶ漫画家・島本和彦さんを例に出し、「あの先生の漫画がそういう方針なんです。ボケたセリフに対して、驚くというリアクションをしてる。それが僕にとっては革命的だった」と語ります。

そんなときに「最初に出会ったのが、ムロツヨシくん」だそうで「ムロくんのツッコミは基本的に、『困る』というツッコミなんです」と説明。

『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京)では、主人公のヨシヒコのボケに、「ええ~、やだぁ」というリアクションをし、「僕の笑いの作り方とムロツヨシくんのやり方が、すごくマッチした幸せな作品だった」と振り返ります。

左から)坂口涼太郎、福田雄一、長谷川忍

福田:そのあとも、強くないツッコミというか、面白いツッコミができる人を探しまくっていて、そのときに(長谷川さんと)出会ってるんですよ。

長谷川:福田さんのおかげですよ。まず、お芝居で注意されたこと一回もないです。もうちょっと追ってほしいボケとツッコミだけ…お笑いの指示しかされたことないです(笑)。

福田:(笑)。

長谷川さんは、福田組の現場を「お笑いの指示しか来ないから、リラックスできる」と語り、「だから、よその現場に行ったときは地獄。いつもの調子でやってると、監督さんが『長谷川さん、今日はそういうのなしで』」と注意されてしまうと明かし、笑いを誘います。

ほかにも、福田さんが「今までどこに隠れていたの?」と驚いた坂口さんとの出会いや、エンターテインメントの世界を目指したきっかけ、プライベートなど、さまざまな話題を展開します。

左から)坂口涼太郎、福田雄一、長谷川忍

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