<中島悟(監督)コメント>

芝居のうまさというよりも、それぞれがどんな個性や“味”を持っているかを大切に見ていました。与えられた役にぴったり寄せるのではなく、本来持っている自分の良いところと悪いところを重ねながら全力でぶつかっていく、そこに魅力が生まれると思っています。

オーディションから撮影にかけて、顔つきがどんどん変わっていくのも印象的で、彼らが覚悟を決めていく様子を肌で感じました。「さあ、どう芝居をするんだ」と問いかけるような緊張感のある撮影現場になるよう意識しています。

この『GTO』という作品が、彼らにとってある意味での“踏み台”となり、どんどん羽ばたいていってほしい。貴重な3ヵ月を預かる以上、その覚悟に応える責任を感じながら、こちらも覚悟を持って向き合っています。

いつか、こちらが頭を下げて「出てください」と言えるような存在になってくれることを願っています。