早稲田大学・政治経済学部の期末試験について「不自然な解答の仕方」、つまり"当てずっぽう"の解答を記入した場合、テスト自体を「一律0点」にするという採点方法が波紋を呼んでいます。

教授の判断で不正扱い…学生から疑問の声

「ちょっとありえないなとは思いましたね」「生徒側からしたらちょっと抗議したくなるところはあるかなと」などと不信感を募らせるのは早稲田大学に通う学生たち。

そのワケは早稲田大学・政治経済学部の、とある講義。

期末試験での採点方法について教授から学生たちへ、こんな連絡があったといいます。
「『不自然な解答の仕方をしている』と教員が判断した答案は無効にする」

この講義の期末試験はマークシート形式。

教授が言う“不自然な解答”とは“当てずっぽう”で記入した解答のことだといいます。

教授は"たまたま正解した場合、不正に点数を得ることになる"として、"わからない問題は空欄にするのが当然"だと指摘。

そして、「この注意事項を無視した答案について『一律0点』にした」と、教授が“当てずっぽう”だと判断した場合はその問題だけでなく、このテスト自体を0点にしたといいます。

この採点方法に学生たちは…

早稲田大学 法学部2年:
不正じゃないかどうかの判断の基準がわからない

早稲田大学 文化構想学部2年:
私はマークシートだったらわからなくても塗るっていう教育を受けてきたというか、逆に塗らなかったら先生になんで塗らないのって言われてきたので、それで不正って言われたらちょっといい気持ちはしない

などと疑問の声が…。

早稲田大学が教授に厳重注意 成績も修正

『めざましテレビ』は、この講義を受けていた学生を取材。
2024年9月1日の成績発表時には単位が取得できていなかったといいますが…

その後、早稲田大学が当該の教授に厳重注意を行い、客観的な基準に基づく成績の再評価を指示。

すると、「学部責任者と協議の上、マーク通りに採点し直すこととしましたので、ご了承ください」との連絡が。

9月6日には成績が修正され、学生は単位を取得することができたといいます。

講義を受けていた政治経済学部の学生:
正直自分では必ず取れている単位だと思ったので
教授の主観によってある程度判断が曲げられてしまう、自分の成績が曲げられてしまうっていうのは非常に残念なことだと思いました

と、不信感を募らせました。

早稲田大学は今後も学生からの問い合わせに対し、丁寧に対応するとしています。

(『めざましテレビ』2024年9月10日放送より)