加賀美は、真紀子の了承を得て0組での最後の授業をすることに。

芹沢とともに責任をとって絵都学園を辞めることを生徒たちに伝え、謝罪する加賀美。

続けて、答えは誰か1人が持っているものではないのだから完ぺきな教師などいない、迷っているヤツがいたらみんなで答えを見つけてやれと生徒たちに告げ、そのことを教えてくれた0組の生徒たちへの感謝の気持ちを伝える。

「記憶喪失にならなければ覚えておいてやる。なかなか良いクラスだった」と言って、教室から去ろうとする加賀美たち。0組の生徒たちは、全員が立ち上がり「ありがとうございました!」と言って礼をした。

加賀美は真紀子に、内巻雫(神木隆之介)への手紙を託し、学園を去って行く。

帰宅した加賀美は、ティーチに「とっくに分かっていたんだな。完ぺきな教師など作れないと」と声をかけた。ティーチはすべてを見越して、加賀美のために行動していたのだ。

そんなティーチに、加賀美はあるものを見せる。それは、加賀美の母・理子(星野真里)が、小学生だった加賀美の教師兼話し相手として開発した機器。ティーチにはそのプログラムの一部が組み込まれていた。

加賀美の役に立てていたことを知ったティーチは、「最後に教えてあげる。私の開発はこれで終わり」と告げる。その言葉を受け、加賀美はティーチのデータを削除した。

すると、加賀美に秘書を辞任したいと申し出る芹沢。加賀美がすべてを思いだし、すべてを乗り越えたら責任をとろうと決めていたのだという。