目黒蓮 スタッフに囲まれ大笑い『海のはじまり』クランクアップでも現場に広がる笑顔
秋の空気が漂う9月某日。雨上がりで少しムシッとしつつも風が吹くと涼しさも感じられます。最終日は、夏が百瀬弥生(有村架純)からの電話を受けて会話を交わしながら街中を歩くシーンが撮影されました。弥生の用件は“海からの伝言”という重要なシーンです。
現場では、いつものように着々と撮影の準備が進められていきます。そこに目黒さんが登場すると、さっそくリハーサルがスタート。目黒さんは、クランクインの時から変わらず風間太樹監督と細かく意見を交わして、気持ちをつくっていきます。
この場面は、水季の存在に関する認識の違いから気持ちがすれ違ってしまった海を、夏が南雲家へ迎えに行く途中という設定。その表情は焦っていて、歩くスピードもかなり速め。そのためか、並行して歩く音声スタッフなどに問題ないかと確認する姿が見られました。
撮影の合間には、雲間から強い日差しが照りつけることもあり、スタッフが全力で目黒さんを守る場面も。四方を日傘などでシャットアウトされると、目黒さんは思わず大笑いしていました。
その後、弥生との電話でのやり取りを経て、焦っていた表情は笑顔に変わり、海と再び向き合う決意を固めて歩き出すカットで、目黒さんはクランクアップとなりました。
目黒蓮 花束を持って駆けつけた泉谷星奈と小声で会話
「以上をもちまして、クランクアップです」とスタッフが声をかけると、現場は拍手で包まれ、目黒さんのバックにはスタッフ手作りの横断幕が登場。
そこには「『海のはじまり』夏くん 祝ALL UPおめでとうございます 暑かった夏、ハードだった夏、夏くんに出会えた夏 皆で駆け抜けた5ヵ月間 素敵な夏をありがとう」という言葉とともに、目黒さんの似顔絵が。目黒さんは感慨深げに横断幕を見つめていました。
続いて、泉谷星奈さんが花束を持って駆けつけると、目黒さんは顔をほころばせ、小声で言葉を交わします。
そして、スタッフに向き直ると「お疲れ様でした。振り返ってみれば平坦な道ではなかったなという印象で。どんなにきつくても、こだわることを止めない皆さんがいてくださったからこそ、『海のはじまり』のクオリティが生み出せているんだと、皆さんに心から感謝しています」とコメント。
また、「この現場の雰囲気が本当に好きでした。また皆さんとご一緒できる日を楽しみにしています。ありがとうございました」と、語りました。
挨拶後には、村瀬健プロデューサーや風間監督と熱く握手をしたり、クランクアップにかけつけた有村架純さんと言葉を交わしたり。記念撮影などをしている間も横断幕の支柱を押さえていたスタッフに気づいた目黒さんは、「ありがとうございました」とお礼を言い、周囲のスタッフにも一人ひとり挨拶を交わしていきます。
最後に、目黒さんは泉谷さんを抱っこ。別れを惜しみながら、「またね!」と再会を約束して現場を後にしました。