突如、探偵・上水流涼子(天海祐希)のスマホに送られてきた謎の動画。そこには、うつろな表情をした涼子の様子が映っていた。
「これから言う数字を聞いたあなたは、自分でも抑えきれないほどの怒りの感情が湧き上がってきます。その数字は『3776』『3776』──」。
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映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名保(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえる。真実にたどり着くため、涼子はある人物のもとを訪ねる。
一方、涼子の相棒・貴山伸彦(松下洸平)の前には、再び氷川怜児(阿部亮平)が姿を現した。
貴山はかつての仲間を真っ向から拒絶するが、氷川がおとなしく引き下がるはずもなく、それどころか「ゲームを始めた」と不敵な笑みを浮かべて脅しをかけてくる。
改めて動画を見ていた涼子は、映像の中に、見覚えのあるものを発見。その手がかりから、かつて自分の後輩だった弁護士に行き着くと、8ヵ月前の知らなかった事実が明らかになって──。
その頃、本気で探偵になろうとしている娘・久実(白石聖)をやめさせるよう説得してほしいと、諫間慶介(仲村トオル)が上水流エージェンシーを訪れる。