世界的グループ・BTSの復帰コンサート『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』が2026年3月21日、韓国ソウル・光化門(クァンファムン)広場で開催され、新曲から大ヒット曲まで、全12曲を披露しました。

BTS カムバックにプレッシャーも「ただただ嬉しい」

鳴り止まない歓声に「みなさん、楽しんでますか? こうしてステージに立つと、僕たちが戻ってきたんだなって実感が湧きますね」と呼びかけるVさん。Jiminさんは「みなさん、寒くはないですか?大丈夫ですか?寒さが和らいでいると思って安心して来たのに、思ったより寒くて、大丈夫ですか?」とファンを心配する場面も。

Jung Kookさんも「みなさん、風邪ひいたらだめですよ。」と気づかうと、「本当に久しぶりですね。今夜のことは、一生忘れられないと思います。正直、カムバックに対するプレッシャーもありましたが、みなさんの前に立ったら、ただただ嬉しいです」と打ち明けました。

RMさんは今回のライブについて、「今日は新曲をたくさんお聞かせする予定です」と前置きし、「新しい、僕たちらしい音楽は何だろうと悩んで、LAで2ヵ月間、一緒に楽曲制作をして、韓国に戻ってからもポストプロダクションをずっと完成した『ARIRANG』というアルバムです。長い間悩みました。今、僕たちはどんな姿で、どうしたら1つになれるかという思いを率直に込めたくて、一緒に暮らしながら本当にたくさん話し合って、新しい挑戦もたくさんしましたが、もしかして、感じられますか?」とアルバムの制作について振り返ります。

続けてSUGAさんが「特に、今回のアルバムでは、僕たち7人の姿を最も率直にお見せしようとしました。以前よりも成熟し、成長したBTSの姿をお見せできるよう努力しましたし、ようやく披露することができて本当に幸せです。」と話し、Jinさんが「雰囲気が最高に盛り上がっているので、次に行ってみましょうか?」と期待を高めます。

MC後、SUGAさんの力強いラップから始まったのは『Aliens』。さらに、ステージが真っ赤に染まる中、疾走感あふれる『FRY』まで披露すると、メンバーからも「あぁ、本当に楽しい!」と歓喜の声が漏れました。

Jung Kook:
みなさん、楽しいですか。僕たちもです。新曲をみなさんの前で初めて披露するので、少し緊張もしますが、とても楽しくて、新鮮な気分です。あまりにも久しぶりなので。ぞくぞくします。

Jin:
僕たちもあまりにも久しぶりで楽しいですが、始まる前にこういうことを言いました。ステージの下で緊張してるけど、(ステージに)上がったら、すぐ『MIC Drop』してるはずだよと。その『MIC Drop』も一瞬で過ぎてしまいました。雰囲気が本当にいいですね。みなさんが新曲をすごく気に入ってくださっているのが伝わってきて、僕まで気分があがります。みなさんもあがってますよね?じゃあ、叫べ~!

j-hope:
雰囲気も本当にいいし、まだドキドキしています。実は今回のアルバムには、さまざまな彩りの楽曲が収録されています。その中には、僕たちの数多い葛藤も込められています。実は今回のアルバムを準備しながら、少しは忘れられてしまうのではないか、皆さんが覚えていてくださっているか、という悩みも正直ありました。

SUGA:
そうです。僕たちがしばらく立ち止まらなければならなかった時間、僕たちが最後まで守るべきものは何か、また変化すべきものは何か、について、本当にたくさん悩みました。今でも確信は持てないし、不安もありますが、そうした感情さえもすべて僕たちの感情、僕たちの姿なのだと思っています。

RM:
いい言葉ですね。こうした転換点でどのような選択をすべきか、どんなアーティストでありたいのか、自分自身に問い続けました。結局、答えは外ではなく中にあったんです。自分自身の声に耳を傾け、その悩みや不安まで隠さずに詰め込むこと。それが今回のアルバムに込めたかった目標だったと思います。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
Jiminさん

Jimin:
みなさんもよくご存じだと思いますが、実は、僕たちはそんなに特別な人ではなくて…。

ARMY:
違うよ~!

Jimin:
違う?僕たちって特別だったの?あははは!

V&Jung Kook:
いや、それは違うよ。

Jimin:
ごめん、ちょっとおかしくなった。興奮しちゃって、すみません。
言おうとしていたことは、みなさんと同じように、一瞬、一瞬が怖いですし、今回のステージを準備しながらも不安でしたが、そんな気持ちさえも受け入れながら、『keep swimming』したら、いつか、答えを見つけられると信じています。

V:
僕たちにできることは、ただ止まらずに一歩ずつ、曲を出して、公演をして、ARMYのみなさんにいい姿を見せて、それが僕たちがやるべきことだと思うし前進することだと思っています。みなさんにこの歌が、少しでも慰めと力になれば嬉しいです。だから、そろそろタイトル曲にいかないとですね。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

そして始まったアルバムのタイトル曲『SWIM』では、しなやかなダンスでしっとりとした曲の世界観を表現。続く『Like Animals』では、薄暗いステージの中、階段に座り、目をつむったり遠くを見つめたりしながら、“情熱的に生きていこう”というメッセージを伝えるように歌い上げるメンバー。白い光に包まれるまばゆい光景に、ファンは息を呑み、その歌声に酔いしれました。