今年開催された「第76回カンヌ国際映画祭」にて、最優秀男優賞を受賞した役所広司さんの主演映画「PERFECT DAYS」が世界各国の映画祭を経て、ついに日本公開を迎えました。

12月23日、公開を記念した舞台挨拶が行われ、役所さん、柄本時生さん、中野有紗さんが登壇。

役所さんは「この映画に、いろいろなところに連れて行ってもらって、旅をしている感じがします。撮影から1年が経ちますが、そのときはこんな景色を見るとは思ってもみませんでした」とコメントしました。

役所広司

共演の柄本さんは、役所さんについて「本当にかっこいいですね。父(柄本明さん)が『(演技)うまいぞ〜』って言っていたんですよ」と紹介。

これに、役所さんは「時生くんは、昔から知っていて…。お父さんによく育ててもらいましたね。ちゃんと先輩を立てるところも立派だと思います」と笑いました。

役所広司 柄本時生の幼少期の印象は「面白い顔をしている子」

イベント終了後、役所さん、柄本さんに『めざましテレビ』の小山内鈴奈フジテレビアナウンサーがインタビュー。

左から)小山内鈴奈アナ、役所広司、柄本時生

柄本さんを幼少期から知るという役所さんに「柄本さんは、どんなお子さんでしたか?」と聞くと、「なんか面白い顔をしてる子だなって」と回想。

一方の柄本さんは「本当に全く(会ったことを覚えていなくて)申し訳ありません…」と平謝り。

これに、役所さんは「いやいや連れてこられたんじゃないですかね(笑)」と笑いました。

続いて「役所さんからみて、柄本さんはどんな俳優ですか?」と聞くと、「のびのびと自由に、いい俳優になったなと思います。(共演が決まって)すぐにお父さん(柄本明さん)にメールしましたけど、『俺が出たかった』って言ってました」と話しました。

最後に「今後、また共演するとしたら、どんな役で共演したいですか?」と聞くと、役所さんは「親子で!」と提案。柄本さんも「ぜひ、やりたいです」と乗っかりました。

さらに、役所さんが「柄本明監督で」と挙げると、柄本さんは「関係各所、ぜひよろしくお願いします」とアピールしました。