柔道日本代表のウルフ・アロンら<日本代表アスリートチーム>と、大久保佳代子や夢屋まさるら<インテリ芸人チーム>が対決した6月24日放送のフジテレビ『ネプリーグ』。

今回も、現代文担当の林修先生と地理担当の村瀬哲史先生が、「誰かに話したくなるウンチク」を披露してくれた!

「1合」「1升」「1斗」は、どれくらいの量を表すのか?

「1合(ごう)」「1升(しょう)」「1斗(と)」といった単位がそれぞれどのくらいの量を表すのか教えてくれたのは、村瀬先生。

日本で古くから使われてきた体積の単位「合」「升」「斗」。

お米を量る時に使う「1合」は、約180ccだ。「一升瓶」でおなじみの「1升」は、10合分=約1,800ccになる。

それでは「一斗缶」の「1斗」は?

正解は「100合」。つまり、約18,000cc=18リットルになる。「1合」「1升」「1斗」は10倍ずつ増えていくと覚えておくと、何かの時に役に立ちそうだ。そこまで来ると「1合」の1,000倍を表す単位も気になってくるが…。

「1合」の1,000倍は、「1石」。武士の領地を表す時などに耳にしたことがあるだろう。

つまり、1石は一斗缶10個分のサイズということになる。

そうやって計算すると、「加賀百万石」はお米10億合分!少しイメージしづらいけれど、加賀藩がものすごく豊かだったということだけは理解できるはずだ。

意外に知らない単位のルールもこれでバッチリ!

1合=約180㏄
1升=約1,800cc
1斗=約18リットル
1石=約180リットル

「テントウムシ」を漢字で書くと「天道虫」。その理由は太陽に向かって飛び立つから!

赤くてかわいらしい「テントウムシ」。英語圏やドイツ語圏では幸運を運ぶ虫としても愛されている「テントウムシ」を、漢字で書くと?

正解は「天道虫」。番組では正解が出ない中、夢ちゃんこと夢屋まさるが見事に答えを書き当てた。でも、“お天道様”=太陽を表す漢字が使われるのはなぜなのか、諸説ある中の理由の一つを林先生が教えてくれた。

テントウムシには、葉っぱや枝を登りきって行き先がなくなると、空に向かって飛び立つ性質がある。

それを見た昔の人たちが、太陽に向かって飛んでいくようだと感じたため、お天道様の虫=天道虫と名付けられたのだ。