フランス・パリを拠点に活動する、「MARIHA」デザイナーのマリエ ウエストンさんに密着しました。

「MARIHA」は、伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店をはじめ、国内のおよそ400店舗で取り扱われているジュエリー&ファッションブランドです。

マリエさんがデザインを手がけるジュエリーは、雑誌で特集が組まれるなど、幅広い世代から支持されています。

また自ら、原石の主な買い付け先であるというインドに出向き、見極めや値段の交渉を行います。

番組では、マリエさんの新しいアイデアの生み出し方や、夫・ジェレミーさんとの夫婦円満の秘訣などに迫りました。

パリを拠点に、珠玉のジュエリーを生み出す、「MARIHA」デザイナー・マリエ ウエストンさんの“セブンルール”とは?

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ルール①:ストーリーのある名前をジュエリーにつける

マリエさんが手がける、人気シリーズの「アースドロップス」は、原石に合わせて1つひとつにデザインを施す一点もののジュエリー。

「『地球の雫』みたいなイメージで作っている」という「アースドロップス」をはじめ、「MARIHA」のジュエリーにはデザインに込めた名前が付けられています。

マリエさんには「身につける人それぞれに、物語を楽しんでもらいたい」という思いがあるそうで、「(デザインの)後ろにあるストーリーみたいなものが伝わるような、雰囲気づくりや作品づくりを心がけています」と語りました。

ルール②:小道具はパリの街角で探す

マリエさんは、ジュエリーを撮影する際、花やアンティークのサイコロと一緒に撮るなど、工夫を凝らします。

そういった小道具はパリで探すことが多いそうで、彼女は「(パリは)古いものとかを、すごく大事にする街なので、想像していないような良いアイデアが生まれたりすることもある」と説明。

続けて「美意識や歴史に関する感覚というのは、やっぱり素晴らしいなと思うので。“フランスでないと実現できない世界”みたいなのはあると思います」と語りました。

ルール③:オフィスはニュートラルカラーで統一

「MARIHA」では、ジュエリーだけでなく、アパレル部門も展開しており、そのデザインもすべてマリエさんが手掛けています。

さまざまな創作活動に没頭するため、オフィスやショールームにもマリエさんなりのルールが。

「色を使う仕事なので、視界にいろいろな色が入ってくると集中できない。基本的に、ベージュや木の色だったりとか、全部ニュートラルな色にしています。常にまっさらな状態で物事を考えたい」と、余計な情報を入れません。

また、「ニュートラルに捉えていただきたい」というマリエさんは、カテゴライズされることを好まないそうで、密着でも生年月日や今日までの経緯などを語りませんでした。

スタジオでは、青木崇高さんが「(作品で)演じた役を見てもらいたいのに、俳優の生年月日を出すのはなぜだろう」と疑問を。

尾崎世界観さんは、自身の名前について後悔することがあるそうで「『世界観って…』って、思うことありますよ」と発言すると、YOUさんが「それは(尾崎さんよりも)こっちが思ってるよ」と投げかけました。

ルール④:チョコレートは金庫に入れる

休日はなるべく、夫のジェレミーさんと過ごします。

イギリス・ロンドンへの旅行中、「旅先には必ず持参する」という小型の黒い金庫が。

その中には、チョコレートが入っていました。

ジェレミーさんは“チョコレート好き”だそうで、もらったチョコや買ってきたチョコを、マリエさんが知らない間に食べてしまうそうで、自制するために鍵付きの金庫に入れています。

また、パリのアトリエには、もっと大きなチョコレートボックスがありました。

ルール⑤:旅からインスピレーションを得る

物心がついたときから、絵を描くことが大好きだったというマリエさん。

「誰にも見せたことがない」というノートには、ジュエリーのデザイン画がびっしり描かれており、ここから商品が生まれました。

この日、新たなアイデアを求めて、夫と日帰り旅行で向かったのは、パリから車で1時間のところにある、ジヴェルニーという町。

そこには、印象派の画家、クロード・モネが晩年を過ごした家がありました。

マリエさんは、花が咲き誇る庭園を写真に撮りながら、旅の魅力について「インスピレーションをもらう、新しい発見がすごくある」と語りました。

彼女にとって旅行は、デザイナーとして常に新鮮な気持ちでいられるように、感性を磨きアップデートし続けるために、必要不可欠なものになっているそうです。

ルール⑥:ジュエリーはクリスタルの上で休ませる

マリエさんは、旅先にはジュエリーボックスを持ち歩いており、その時々の気分に合わせてジュエリーを選びます。

自宅に帰ると、水晶の集合体・クリスタルクラスターの上にジュエリーを置き、休ませます。

人間と同じようにジュエリーも休ませて、大切に扱うことで「生き生きする」と語りました。

ルール⑦:花鳥風月を大事にする

ヨーロッパを拠点に、世界各地を飛び回りながら、ジュエリーやドレスを作り続けるマリエさん。  

彼女がインスピレーションの源にしているのは、「百人一首の本」だといいます。

ブランドのテーマが「花鳥風月」であることから、「百人一首」の和歌のように、自然を愛でる感性を大事にします。

マリエさんは、「日本の良いところをもとに、海外のエッセンスを加える。何かにとらわれたくないというか、時を経ても変わらない美しさそういった価値があるものを作りたい」と明かしました。

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番組公式HP:https://www.ktv.jp/7rules/

BTSやKing & Princeなど、さまざまなアーティストに振り付けを提供

2月28日(火)放送の『セブンルール』は、BTSやKing & Princeなど、さまざまなアーティストに振り付けを提供し、世界的に活躍するダンサー・振付師のRIEHATAさんに密着。

幼いころからダンス少女だったという彼女は、中学を卒業後、単身ロサンゼルスへ渡りダンスを学びます。そんなある日、SNSに上げたダンス動画が注目され、世界中から一気に脚光を浴び、今では誰もが認めるトップダンサーに。

確かな実力と唯一無二の振り付けで人々を魅了する、ダンサー・RIEHATAさんの7つのルールとは?