南雲家に着いた夏は海に会い、「ごめん、すぐパパにならなくて」と水季と3人でいる時間を作れなかったことを謝った。
しかし、無言の海。すると、夏は自分の父がいなくなった時の寂しさを話した。一緒にいた人がいなくなるのと、最初からいないのとは違い、“いたこと”を知っているから寂しくなると続ける夏。
さらに、自分も水季と一緒にいたからいなくなって寂しいと言う夏に、海はようやく口を開き「ずっと寂しかったらどうするの?」と問いかける。
夏は、その時は津野晴明(池松壮亮)や弥生たちに会っても良いと答え、自分は海が寂しくなくなるまで待ち、どうしたら寂しくなくなるかを考えると話した。
笑顔に戻った海は、「寂しい時に貸してあげる」と水季の遺灰が入ったペンダントを見せる。こうして、夏と海は水季が“いた”ことを確認しあった。