SNSで情報を“さらされる”側になって、被害者遺族の置かれた状況について改めて考えることになった稲田。彼は上司からの指示を受けたこともあり、被害者と遺族への謝罪の方法について安藤直司(緒形直人)に相談する。

その後、今泉は「遺族のことを一番考えているから」と被害者遺族への謝罪の手紙を稲田から託された。広報課長の真部正敏(本多力)から後ろ向きなことを言われ、どうするべきか逡巡する今泉を見かねた熊崎心音(吉川愛)は、付き添いを申し出る。

被害に遭った七恵(えなこ)の“本当の姿”を伝えてほしい…妹の訴えに稲田(金子ノブアキ)は…

俊二をはじめとする複数の遺族は、手紙の受け取りを拒否。今泉は悩みつつも、今こそ被害者遺族にきちんと向き合いたいと前を向いた。

広報の仕事に真剣に向き合おうとしている今泉の姿勢を、捜査一課特殊班の管理官・上田学(神尾佑)と語り合う安藤。一方今泉から稲田の手紙を受け取った京子は、稲田との対話を申し出る。

マスコミの過熱報道によって、姉の死を悲しむことすらできないと訴える京子に、実名報道を含むメディアの役割について語りかける稲田。そのうえで稲田は、仕事を続けるなかで感覚が麻痺していき、被害者や遺族に“感情”があることを忘れてしまっていたことを改めて謝罪した。

そんな稲田に京子が明かしたのは、自分の知っている七恵の本当の姿。就職後、心のバランスを崩して塞ぎ込んでいた七恵は、京子に勧められて宅地建物取引士(宅建)の資格取得を目指し始め、前向きさを取り戻したという。

そんな七恵が過熱報道に貶められたことが納得できないあまりに、SNSを使って稲田に復讐してしまったと頭を下げる京子。被害者と犯人の正しい情報を伝えてほしいと訴える京子に、今泉は“七恵の本当の姿”を伝えるために取材を受けてみてはと勧めた。