2014年に引退し、4年のブランクを経て昨シーズン32歳で現役復帰を果たしたバンクーバー五輪フィギュアスケート銅メダリストの髙橋大輔。
来年からはアイスダンスに転向するため、世界を魅了したシングルの演技は今年で見納めとなる。そしてその最後から2番目の大会となるのが、11月1日(金)〜4日(月・休)に行われる西日本フィギュアスケート選手権。
あの世界一と称賛された情熱的なステップが見られるのも残りあと2ヵ月。有終の美を飾る全日本フィギュアを前に出場する『西日本フィギュアスケート選手権2019』を、フジテレビTWOで11月3日(日・祝)に生中継する。
この大会には、髙橋大輔が現役復帰へと心を動かすきっかけとなった山本草太や、昨年全日本フィギュア4位の友野一希、女子では、今シーズンがシニアデビューとなる横井ゆは菜も出場。
山本は、劇的な復活( 練習での骨折や疲労骨折で右足首の手術を3度も受けている)から2年、今シーズンは「世界で戦う選手」への成長が期待される。友野は、今シーズンは4回転2種類、攻めの構成で2年ぶりの世界選手権代表を狙う。横井は、ダイナミックなジャンプと持ち前の表現力に注目。
14年ぶりの代々木第一体育館での開催となる、全日本フィギュアへの切符がかかる西日本フィギュアは見どころ満載だ。
<髙橋大輔コメント>
西日本フィギュアまで、できることをやるのみです。ジャンプに関しては復帰した去年より状態が良いと思います。一人で自由に試合ができるのは年内が最後ですし、応援してくださる皆さんには演技でしか返せないので、精一杯やりたいと思います。