捜査一課長の北川一(津田寛治)は、未成年の被害者に配慮して氏名の公表に後ろ向きな姿勢を見せるが、安藤は被害者の氏名を公開するという「原則」を守るべきだと反論。

北川は迷った末に、マスコミに対して被害者の情報を開示するが、今泉は被害者の情報は不要なのではないかと疑問を抱く。そんな今泉に安藤は、情報を開示するのは国民の「知る権利」を守るためだと説く。

実名で報道するかどうかを判断するのは、情報を受けたマスコミ各社。局に戻ったYBXテレビ社会部記者・稲田裕司(金子ノブアキ)は、事件の大きさから実名報道をするべきだと主張するが、上司は他社の様子を見ようと判断を保留した。

実名報道によって傷つけられる被害者と遺族の姿に今泉(福士蒼汰)は憤るが…

数日後。今泉は水野和香(太田莉菜)に連れられて、被害者の1人である巻田志穂の葬儀へ。葬儀の取材に現れた記者たちを止めるのも、広報の仕事なのだ。しかし、今泉たちと面識のない週刊誌の記者が葬儀に潜り込み、志保の父・俊二(山本直輝)とトラブルを起こしてしまう。

同じ頃、七恵の父・茂(桜井聖)と母・麻衣子(土井きよ美)、妹・京子(足川結珠)も自宅に押しかけたマスコミへの対応に疲弊していた。稲田も、京子からコメントを取れないかと取材に当たっていたが…。

実名報道は遺族たちを傷つけるだけなのではないか。そう考えた今泉は、状況に応じて広報が情報を開示するかどうかを判断できないかと訴えるが、それは警察による情報の隠蔽を可能にする諸刃の剣だと時永修次(竹財輝之助)に諭される。

そんななか、稲田が押し切る形でYBXテレビが実名報道に踏み切った。それを機に、ネット上には被害者に関するありとあらゆる情報が蔓延。被害者遺族は、さまざまな形で追い詰められていく。

一方、川畑の立ち会いのもと、犯行現場での現場検証が行われることになり、今泉たちもマスコミの規制のために現場へ。

巨椋は犯行前に死体を遺棄する場所や方法を調べていた川畑が、5人を殺害し死体を遺棄したのではないかと問い詰めるが、川畑は被害者は全員自ら命を絶ち、自分は自殺を“幇(ほう)助”しただけだと主張する。