11月2日(土)18時30分〜3日(日)21時54分にフジテレビ系で放送される『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』の公式SNS(TwitterとInstagram)が話題になっている。
今年の番組テーマ「にほんのスポーツは強いっ!」に因んで、フジテレビの榎並大二郎アナ、堤礼実アナ、久慈暁子アナ、杉原千尋アナ、藤本万梨乃アナが9月30日から放送日前日までの33日間、日替わりで東京五輪で競われる全33競技のユニフォームに身を包み、選手になりきって思い思いのポーズを決めている。
フジテレビュー!!では、各アナウンサーに聞いた「今だから話せる撮影の裏話」を掲載されなかったアザーカットとオフショットと共に連載でお送りする。
3回目は、自転車競技、カヌー、射撃、ボート、セーリング、スポーツクライミング、サーフィンに挑戦した、杉原千尋アナウンサー。
キメ顔ではなく“必死感”にこだわり
入社2年目ながら、三枚目キャラ的な存在感を放つ杉原アナが、早速語ってくれたのは自転車競技でのカットについて。
「これは“抜かされそうになった”イメージです。スポーツですから、必死感を出したほうがいいのかな、と。色々な感情を込めて撮影していました。なんて言いつつ、本当はひとりで撮影となると、恥ずかしくてキメ顔ができないんです(笑)」カメラを向けられると、どうしてもおどけてしまうという。
「先輩!あっちから敵が!」by杉原演出
ボートでは、杉原演出が飛び出したという。一つ上の先輩・久慈アナがかわいく見える角度を探りながら…「先輩!あっちから敵が来ました!追いつかれまーす!というイメージです(笑)」
アーチェリーの道具に初めて触れ「重い!」
こちらは、ふたりが着替える前のオフショット。アーチェリーの道具を初めて持ってみた、の図だ。杉原アナは「本当に重くて!久慈さんと“どうやって使うのかなー”としばらく試行錯誤していました。こういう写真でも久慈さんはかっこいい顔で決めるんですよ!」
セーリングで笑顔…実は腹筋プルプル!
ふたりでさわやかな笑顔を見せているセーリングのショット。しかし杉原アナは「これ実は、腹筋がプルプルと大変なことに。意外とすごいところで止まっていて(笑)久慈さんはスタッフさんが紐を持ってくれていますが、私はひとり45度くらい上半身を倒して耐えているんですよ!」と知られざる苦労を明かした。
放送前日のSNS掲載はサーフィン!撮影時は“ほめ殺し”
FNS27時間テレビの放送の前日、すなわちこのアナウンサー写真のSNS投稿のラストを飾るのは、サーフィンだ。どんなカットが選ばれるのかは、当日までのお楽しみだが、撮影時はこんなことが起きていた。
杉原アナ「サーフボードをふたりで持って、自分たちの身長よりも高い!って言いながら騒いでいました。実はサーフボードを触るのも初めてでした」
「着替えてからの撮影は、とにかくスタッフさんが褒めてくれて“サーフィンの雑誌に出られそうだね”って!もう調子に乗りまくりでした(笑)だって、アナウンサーになってから、“いいですねー”とか“今の表情かわいいです”とか言われたことなかったんですよ。まさに、この日はモデル気分を味わっていました!」
ここで杉原アナの、サーファーとは?の妄想が広がる。「サーファーの人は髪をしばっているイメージがなくて、さらさらヘアで“海から上がってきたよん♡”と言いながら、浜辺を颯爽と歩いているという感じです」それが、こちらの一枚に!サーフィン雑誌の担当者のみなさま、いかがだろうか?
ただし、この時着ていたウエットスーツは、ぴったりでちょっと恥ずかしかった上に、ちょっとした苦労が。杉原アナ「大変だったのが汗でした。ウエアの中が汗だくで、ファスナーを上げ下げすることができず、久慈さんとお互いに脱がせあいっこをしました(笑)」
“コスプレ”写真を一番喜んでいるのは富山の両親
杉原アナはこの撮影の話を聞いたときに「コスプレじゃん!」と思ったらしい。しかし、実際に何種類ものユニフォームを着て撮影をしていくとその考えは一転する。「やっているうちに、ひとつひとつの競技に合ったウエアがあって、それぞれの機能もすばらしく、意味があることも知りました。サーフボードやアーチェリーの道具も初めて触ったからこそ、これを使って競技にのぞむ選手の凄さもわかり、見方も変わりました」
「最初はコスプレだと思った写真を、一番喜んでいるのは富山の両親なんです。大型特番に関わらせていただき、しかもこんなに楽しい写真を撮っていただけて。写真を一枚一枚見て“雰囲気がいい!”って感激しているんです」