<有野晋哉&上坂すみれ コメント>
――TVアニメ『うる星やつら』展の印象は?
有野:すごくおもしろかったです。入ってすぐのところに『うる星やつら』のヒストリーがあるんですが、あたるの紹介が「無類の女好き高校生」、今なかなか言わへんなと思って、こういう肉食男子、ほしいよなと思って見始めました。
黒電話の音もなって、40以上の人なら「ああ、懐かしい音やなぁ」というところから入ってくるんで、没入感がすごいですね。それと、設定資料やスタッフの裏話を読めるのも面白いですね。
上坂:とにかく豪華な展示ですね。設定資料では、視聴者のみなさんには見られないような表情とか、監督のこだわりポイントとか、キャストのコメントとかも含めてわかるんです。
そして一番の見どころは、展示を進んでいくと等身大のラムちゃんがお出迎えしてくれるんです。もう本当にドキッとするかわいさで、これを早くたくさんの方に見ていただきたいなと思いました。
――オススメポイントは?
有野:キャラ設定のところに、スタッフのこぼれ話がいっぱい書いてあるのが面白いです。例えば、おユキは氷の頭なので固いところをどう表現するのかを動かさないでいく難しさを書いてはるんで「あー、そうなんだ」というところが面白いですね。
上坂:キャラクターごとの部屋が楽しいです。情報量もたくさんあって。『うる星やつら』と言えば「ちゅどーん」とか、「バリバリバリ」とかの擬音が見どころなんですが、展示にもこれがいっぱいちりばめられていて、アニメだとこれを声優さんが声でやるんですが、この展覧会ではこの擬音を見ることができるんです。
――世代を超えて愛される『うる星やつら』の魅力とは?また、高橋留美子先生とのエピソードはありますか?
有野:僕が小学生のころ、見てたんです。それを新しく作り直すというから、「どうするの?」と思ったんです。スマホを持ってるラムちゃんが電撃やったらスマホ、どうなるんだろうと思って見に来たら。電話は昔のままだし、昭和を楽しめてよかったです。一方で、演出では美しい絵やネオン管など、令和の新しさを取り入れているところが魅力ですね。
上坂:高橋先生とは収録が始まるとき、お食事会を開いていただき、お目にかかりました。本当に緊張してワイン1本半くらい飲んじゃって、酔ったらうまくしゃべれるかなと思ったんですけど、飲んでも飲んでも緊張したままでした。でも、先生はやさしくて「『うる星やつら』たのしみにしてます」って、おっしゃってくださったので、「よし!がんばるぞ!」って思いました。
――もし、ラムに会えたら一緒にしてみたいことは?
有野:電撃を食らわしてほしい!骨になりたい!どのくらいのビリビリ感か知りたいな。
上坂:ラムちゃんの故郷の国の食べ物が激辛という設定なので、あれを食べさせてもらいたいです。あたるは、それを食べると口がタラコみたいになるんですけど、どのくらいの辛さなのか知りたいです。
――お気に入りの展覧会オリジナルグッズ、コラボカフェの気になるメニューは?
有野:「ラム ワイヤレス携帯充電器」です。ブルーのライトが点いて光るんです。ラムちゃんに充電してもらえるんです。もう一つが、スタジアムジャンパーです。色がグリーンでラムちゃんぽいし、タグにラムって書いてあってかわいらしいです。
上坂:ラムちゃんになりきれる「ラム カチューシャ」です。めちゃくちゃ可愛いです。ハロウィンも近いので、これみんな着けて遊んでほしいですね。コラボカフェの気になるメニューは「ラムとあたるの鬼ごっこフレンチトースト」です。これ、すごく感動的なシーンが再現されているんです。「ボーイ ミーツ ガール」の思い出とともに味わっていただきたいメニューです。
――来場するみなさんへメッセージをお願いします。
有野:見ると元気が出る展覧会です。テレビアニメの裏側も見られるので楽しみにしてください。
上坂:TVアニメ『うる星やつら』シリーズの魅力が、これでもかというくらい詰まった展覧会です。ぜひ、多くのみなさまに観ていただきたいです。
『うる星やつら』作品紹介
地球“最凶”の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。
初代テレビアニメシリーズは、フジテレビ系列ほかにて、1981年10月~1986年3月までの約4年半にわたって放送。また初代『うる星やつら』に関連する劇場版アニメが6作品制作され、テレビシリーズ放送終了後には、オリジナルテレビアニメも制作された。2022年1月1日、小学館創業100年記念作品として、約36年ぶりのテレビアニメ化が発表された。フジテレビ「ノイタミナ」ほか各局にて、第1期は2022年10月~2023年3月、第2期は、2024年1月~2024年6月まで放送された。
高橋留美子さん(原作)プロフィル
1978年、『勝手なやつら』でデビュー以来、少年漫画誌を中心に、30年以上第一線で活躍。1981年、『うる星やつら』で第26回小学館漫画賞少年部門、1987年に第18回星雲賞コミック部門を受賞。
1989年には『人魚の森』で第20回星雲賞コミック部門、2002年には『犬夜叉』で第47回小学館漫画賞少年部門を受賞した。2019年より、『週刊少年サンデー』にて『MAO』連載中。
主な刊行作品:
『うる星やつら』『めぞん一刻』『犬夜叉』『らんま1/2』『境界のRINNE』