INIの許豊凡さんが、ドラマ『ヤンドク!』の撮影エピソードを語りました。

月9ドラマ『ヤンドク!』は、ヤンキーとして荒れていた主人公・田上湖音波(たがみ・ことは/橋本環奈)が、親友の事故死をきっかけに猛勉強を経て脳神経外科医となり、医療現場に新風を吹き込んでいく痛快医療エンターテインメント作品。

『ヤンドク!』ポスタービジュアル

本作で湖音波とともに都立お台場湾岸医療センター脳外科に勤める、上海から来た研修医、ソン・リーハンを演じる許さんにインタビュー。出演が決まった際の心境や自身と同じ中国出身のソンの役づくり、橋本さんの印象、そして、芝居への思いなどを聞きました。

INI・許豊凡 月9出演をサラッと知らされ驚き「クランクインしてから実感が湧いた」

──まずは『ヤンドク!』への出演が決まった際の心境を聞かせてください。

信じられませんでした。INIの仕事中、スケジュールに関する話をマネージャーさんとしているときに「ここ、もしかしたら月9ドラマが決まるかも」と言われたのが最初だったんです。だから「え、そんなサラッと言うの!?」と思いましたし(笑)、“月9”というワードのインパクトが強すぎてびっくりした感じです。

そのとき企画書もいただいたのですが、医療系のドラマは専門用語も多いですし、難しいだろうなと思いつつ、一度は挑戦してみたかったジャンルでした。それに、メンバーの(尾崎)匠海が『アンメット-ある脳外科医の日記-』(カンテレ・フジテレビ系)で研修医を演じていましたし、(髙塚)大夢が『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(カンテレ・フジテレビ系)で看護師を演じていたので、身近な感覚もありました。

それから衣装合わせをして、顔合わせをして、クランクインしたときくらいにやっと「本当に月9に出るんだ」と実感が湧いて。最初は信じられなかったけど、すごくうれしかったです。

──今回演じるソン・リーハンは、どんな人物と捉えていますか?

『ヤンドク!』第1話より

甘えん坊な一面がある人。きっとソンは両親からたくさんの愛情を注いで育てられて、周りを頼りながら生きてきたのかな、と思うんです。だから、わざとらしくないくらいに可愛く、声のトーンも普段よりも高めを意識して演じています。

あとは、外国出身の役なので、日本語の発音やイントネーションを気にしすぎる必要はなくて、より感情や「このセリフをどう言うか」ということに集中できるなと感じています。

──役作りで参考にした作品などはありますか?

僕はたくさん医療ドラマを見てきたわけではないですし、病院に行く機会も多くはなかったのですが、『アンメット』で匠海が演じていた役が脳外科の研修医でしたし、ソンとまったく同じなので、参考になりました。

──尾崎さんからアドバイスなどはありましたか?

『アンメット』を撮影している期間の匠海を近くで見ていたので、僕も台本にわからない単語が出てきたら、それが何なのか、どういうことが行われているのかを調べるようになりました。

詳しくなるまでにはすごく時間が必要ですが、何も知らずに本番に臨むのは違うと思って。予備知識を入れてから撮影しています

『ヤンドク!』第2話より

──ソンを演じるうえで、ご自身にどんなことが求められていると思いますか?

ソンは誰かの説明セリフを聞いたとき、日本語がわからなくて質問をするのですが、違和感のない流れでその答えを引き出していて。視聴者の方に意味を伝える役割を果たしている気がしています。

ほかにも、中国語や英語のセリフを言う場面もあって。それは僕だからできることだな、と台本を読んで思いました。