5人組ボーイグルーブ・TOMORROW X TOGETHER(TXT)が2025年12月30日、幕張メッセで行われた国内最大の年越し音楽フェス『COUNTDOWN JAPAN 25/26』に出演。
HYDEさんが提供した楽曲『SSS (Sending Secret Signals)』の初披露に加え、『ひとつの誓い (We'll Never Change)』や『Where Do You Go?』など全11曲で魅了しました。

TXT 全11曲の豪華セトリ&全日本語MCで盛り上げる

SOOBIN(スビン)さん、YEONJUN(ヨンジュン)さん、BEOMGYU(ボムギュ)さん、TAEHYUN(テヒョン)さん、HUENINGKAI(ヒュニンカイ)さんからなる5人組ボーイグループ・TOMORROW X TOGETHER(以下:TXT)。

2019年3月にリリースしたデビューアルバムは、世界44の国と地域でiTunes TOP ALBUMチャート1位を獲得し、韓国の各種授賞式で新人賞10冠に輝きました。

2020年に日本デビューすると、同年発売の2nd Albumでオリコン週間アルバムランキング1位を記録。以降、最新作となる2025年7月発売の4th Albumまで12作連続で1位を記録(2025年8月4日付)し、海外アーティストによるアルバム連続1位獲得作品数歴代1位の記録を保有しています。

また、K-POPアーティスト史上最速となる日本4大ドームツアーを成功させた2024年には、『第75回NHK紅白歌合戦』にも初出場し、その人気ぶりを証明。

さらに、2025年11月からは初の日本5大ドームツアーをスタートさせており、2026年1月には東京ドーム、2月には京セラドーム大阪での公演も控えています。

CDJで最大キャパのステージ『EARTH STAGE』には、TXTを見ようと多くの観客が詰めかけました。

薄暗くなったステージに「What's up TOKYO~!」と雄叫びを上げながらメンバーが登場すると、会場からは悲鳴に近い黄色い歓声が。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

メンバーたちは、黒のボトムスにライダースやノースリーブのデニムジャケットなどを合わせた、フェスらしいロックな装いです。

ライブの幕開けを飾ったのは、SOOBINさんの切ない高音から始まる『Beautiful Strangers [Japanese Ver.]』。大迫力の生バンドとメンバーの力強いダンス、そしてファンの掛け声が見事に融合し一体感に包まれました。

1曲終えると「みんなに会えてとってもうれしいです」と笑顔を浮かべるSOOBINさん。TAEHYUNさんは「1年を締めくくる特別なステージなので、みんなに楽しく幸せな時間をお届けします」と宣言。BEOMGYUさんは「みなさん準備はいいですか?」と呼びかけ、YEONJUNさんは「みんな、叫べ-!」と観客を奮い立たせます。そして、HUENINGKAIさんの「熱いみなさんのために次の曲に行きたいと思います。Let’s Go!」の合図で『Danger』がスタート。

赤と青のレーザーが飛び交う中、銃を撃つようなキラーダンスと、襟を引っ張り首筋を見せる大人っぽい振りで、会場の視線を独占しました。

続いて『Upside Down Kiss』のゴリゴリの重低音がフロアに突き刺さると、ファンからは「待ってました」と言わんばかりの大歓声が。サビでは、唇をぬぐって投げキスをする刺激的な振りでファンの視線をさらい、会場の熱気をより引き上げます。ペンライトを持たない観客も、心地よい弾むようなサウンドに、自然と体が動いているよう。
最後は、スクリーンいっぱいに映ったYEONJUNさんが、舌を出しながら笑みを見せました。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

その後、ジャケットを脱ぎ捨てたTAEHYUNさんが、スタンドマイクを手に歌声を響かせたのは、HYDEさんが提供した楽曲『SSS (Sending Secret Signals)』。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

2025年10月にリリースされ、この日が満を持しての初披露となりました。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

メンバーは「SSS」の歌詞に合わせて両手で作った“S”を掲げたり、手を上下に大きく動かし「もっと来いよ」と言わんばかりにあおって見せます。披露を心待ちにしていたファンも大興奮でペンライトを上下させます。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

楽曲後半では、ステージ端まで広がったメンバーがファンサービスを振り撒くと、あちらこちらで黄色い歓声が上がりました。

そして、汗をにじませながら2回目のMCへ突入。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

HUENINGKAIさんが「初めて公開した『SSS』のステージは、どうでしたか?」と問うと、会場からは大きなレスポンスが。
さらに「今日この場所で初めて発表したいニュースがあります」とYEONJUNさん。続けてTAEHYUNさんが「なんと来年1月26日に『SSS』を作ってくださったHYDEさんのフィーチャリングバージョンがリリースされます」と発表しました。BEOMGYUさんは「HYDEさんと一緒に歌った『SSS』も楽しみにしててね」と穏やかな声で話しました。

MCを終えて披露したのは『Deja Vu [Japanese Ver.]』。ラストサビ前の手で顔を覆うパートでは、BEOMGYUさんがスクリーンに抜かれるという稀な展開になり、ニヤッと余裕を感じさせる笑みを浮かべると、会場からは大絶叫が。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

続いて、TAEHYUNさんが「『ひとつの誓い (We'll Never Change)』を冬らしくアレンジしてみました」と紹介すると、しっとりとした優しいメロディーが会場を包み込みます。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

スタンドマイクに手を添え、想いを馳せるように言葉を紡いでいくメンバー。ファンはそんな歌声に酔いしれながらも、パワフルボイスで声援を届けます。その温かい光景を目にしたTAEHYUNさんは、優しくほほ笑んでいました。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

流れそのままに、エモーショナルで力強いバンドサウンドにのせた『0X1=LOVESONG (I Know I Love You) (feat.幾田りら) [Japanese Ver.]』を披露。

ファンの掛け声にのせ高速ステップを繰り広げた『I'll See You There Tomorrow』では、勢いよく噴射されるスモークも相まって爽快感たっぷりのステージになりました。

そして、BEOMGYUさんが「みんな、温まってきたよね?一緒にこの歌を楽しみましょう!」と呼びかけると『Where Do You Go?』のフレッシュなメロディーが会場に響き渡ります。初めて彼らのステージに触れた人も思わず声を出したくなる「oh oh」というシンプルな掛け声に、全員が片手を突き上げ大盛り上がり。ステージいっぱいに広がったメンバーも高揚感そのままに、キラキラの笑顔と伸びやかな歌声を惜しみなく届けました。

続く『きっとずっと (Kitto Zutto)』でも、飛び跳ねたり、その場で足踏みしたりと楽しさを全身で表現するメンバー。さらに、「後ろの方のみなさん!」「Yeah!Yeah!」「いくぞー!」などのあおりで盛り上がりに拍車をかけました。

COUNTDOWN JAPAN 25/26

最後のMCでは、来月行われる東京ドームでのライブについてHUENINGKAIさんが「2026年は午年ですよね。午年の僕とTAEHYUNさんのエネルギーあふれるステージをぜひ、見に来てください!」と告知。

SOOBINさんは、詰めかけた観客へ「2025年もたくさんの愛と応援を本当にありがとうございました。2026年のTOMORROW X TOGETHERもよろしくお願いします!」と丁寧に挨拶すると、HUENINGKAIさんがすかさず「今日楽しかったですか?」と問いかけます。会場からの「イェーイ!」という黄色い声を浴びたHUENINGKAIさんは、続けて「後ろも楽しかったですか?」と声を張り上げました。すると後ろでライブを見ていた男性を中心に「イェーイ!」と力強いアンサーが。思わず笑ったメンバーは「ありがとうございます!」と感謝を伝えました。

ライブのラストを飾ったのは『Can't Stop』。生バンドが奏でる最高にクールなロックチューンにのせ、全身全霊のキレッキレダンスで観客を圧倒します。さらに、火花の演出がテンションを押し上げファンの掛け声は倍増。ラストポーズは、BEOMGYUさんの美貌にフォーカスされ、華々しくフィニッシュを迎えました。

大喝采が送られる中、「東京ドームで会いましょう!ありがとうございました!」と再会を約束したメンバーは、深々とお辞儀をして会場を後にしました。

セットリスト

01. Beautiful Strangers [Japanese Ver.]
02. Danger
03. Upside Down Kiss
04. SSS (Sending Secret Signals)
05. Deja Vu [Japanese Ver.]
06. ひとつの誓い (We'll Never Change)
07. 0X1=LOVESONG (I Know I Love You) (feat.幾田りら) [Japanese Ver.]
08. I'll See You There Tomorrow
09. Where Do You Go?
10. きっとずっと (Kitto Zutto)
11. Can't Stop