金メダリストが選んだ次なる夢の舞台は「プロレス」

プロレスラーへの転身を発表し大きな話題を呼んだ、東京五輪柔道男子100㎏級金メダリストのウルフアロン選手と、2度の世界選手権王者に輝き今年3月引退を発表した柔道家、丸山城志郎さんが登場。

プロレス・デビュー戦を4日後に控えたウルフアロン選手が、現在の心境を語ります。

丸山さんは、同じ階級(66㎏級)にいる東京・パリ五輪連覇のライバル・阿部一二三選手と、なんと11回も対戦したといいます。ウルフアロン選手は「国内の代表争いが一番しんどい」と漏らし、丸山さんは「パリ五輪後、『クソっ!なんでおまえ(阿部選手)が同じ階級にいるんだ』という気持ちと勝ちたいというモチベーションがなくなっていった」と、引退に至った経緯を告白します。

「試合前に対戦相手と会話するか?」という問いに対する2人の対照的な答えを聞いた藤川さんは、「ウルフ選手は、4番バッタータイプ。丸山さんは、キャッチャータイプ」と分析します。

ウルフアロン
 丸山城志郎

戦火を逃れ日本で飛躍!絆が生んだ力士の物語

11月の大相撲九州場所で初優勝し、大関にスピード昇進したウクライナ出身の力士・安青錦関がVTR出演。

しこ名・安青錦新大(あおにしき・あらた)の「新大」は、日本の恩人の名前に由来するといいます。その恩人とは、2019年の「世界ジュニア相撲選手権」で出会い、安青錦関が大相撲入りを果たすまでの環境を整えた人物。アスリートをつなぐ「縁」について噺が展開されます。

安青錦

藤川タイガース 就任1年目を徹底解剖

史上最速リーグ優勝を果たし、た藤川タイガースの1年目。鶴瓶さんは「阪神が優勝してくれないと、この『スポーツな噺』がなくなってしまうのでは…と、身内の気分だった」と心境を明かします。

シーズン序盤、スランプに陥った佐藤輝明選手を覚醒させた裏には、佐藤選手の大学の先輩でもある元阪神の選手・糸井嘉男さんの存在があったといいます。藤川さんと糸井さんとの知られざる秘話が明かされます。

糸井嘉男

VTRでは、昨年日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズの三浦大輔前監督が藤川阪神の強さの秘密について本音で語ります。

三浦大輔

また、阪神タイガースのリーグ優勝が決まった試合の9回裏、抑えとして登板した岩崎優投手がVTR出演。「藤川監督の3回目の優勝をかなえるときがきた」と、登場曲を藤川さんが現役時代に使っていたリンドバーグの『every little thing every precious thing』に変更してマウンドに上がったという思いに、スタジオが感動します。

岩崎優

『鶴瓶×球児 スポーツな噺2025』(関西ローカル)は、12月31日(水)9時50分より、カンテレで放送されます。