子どもたちの自由な発想に感動!塗り絵ワークショップ

イベントは次のプログラムへと移りました。“りひと先生”による、『ボクのいろ』の登場キャラクター・ヌルのぬりえワークショップです。真っ白な主人公ヌルを、子どもたちが思い思いの色で彩っていくという、絵本のテーマともリンクした楽しい時間です。
 

子どもたちは、真っ白なヌルのイラストが描かれた紙を受け取ると、夢中になってクレヨンを走らせ始めました。板垣さんは、子どもたちの間を回りながら、一人ひとりの作品を覗き込み、優しく声をかけていきます。「カラフルでとってもきれいだね」「ピンクが好きなの?」など、その眼差しはとても温かく、子どもたちもうれしそうに自分の作品を見せていました。


板垣:なんで虹色にしたの?
園児:だって最後可愛かった。
板垣:可愛かったから?

子どもたちの素直な感性に、板垣さんは深く感心している様子でした。

このワークショップでの体験は、板垣さんにとっても非常に印象深いものだったようで、イベント後のインタビューでは、子どもたちの姿を振り返り、次のように語っています。

板垣:
自分の中で見つけた色を大事にして欲しいっていうような思いがあって。実際に子供たちが本当に思い思いに塗っている姿を見ると、綺麗に塗る子もいれば、枠からはみ出してすごく大胆に勢いよく塗っている子もいて。色選び1つでも、なんとなくその子がどういう子なのかっていうのもちょっと分かるので、すごく面白かったし楽しかったですね。
 

子どもたちとの直接のふれあいは、板垣さんにとってかけがえのない、貴重な経験となったようでした。

自分を色に例えるなら「黒」― 役者として

絵本のテーマにちなみ、板垣さんに「自分を色に例えるとしたら何色か?」という質問が投げかけてみました。
 

板垣:
例えるだとしたら黒ですかね。
黒ってこう光の当たり方とか、そのものの材質とか見え方が違ってくるじゃないですか?
いろんなものによってちょっと表情であったりとか見え方が役によって変わっていくタイプの役者なのかなっていう風に思ってるので。黒ですかね。
 

変幻自在な表現者でありたい、という彼の役者としての在り方を、「黒」という色に集約していました。