ドラマ『silent』での好演が記憶に新しい、注目の若手俳優・板垣李光人さん(23)。大河ドラマや朝ドラなどでも、その演技により数々その存在感を示してきた彼が、新たに「絵本」に挑戦。板垣さんが初めて手がけた絵本は、「自分らしさ」をテーマにした心温まる物語です。その発売を記念し、板垣さん自身の「この絵本をより多くのお子さんに楽しんでほしい」という強い想いから、先日、川崎市内の保育園で絵本の読み聞かせイベントが開催されました。
 

俳優・板垣李光人が挑んだ新たな世界「絵本作家」

俳優の板垣李光人さんは、現在23歳。彼のキャリアは、多くの視聴者の心に残る役柄で彩られています。特に、ドラマ『silent』では、その理想的な弟ぶりが大きな話題となりました。さらに、国民的な人気を誇る大河ドラマ『どうする家康』では、徳川四天王の一人である井伊直政という重要な役どころを見事に演じきりました。朝ドラ『ばけばけ』への出演も果たすなど、その活躍はとどまるところを知らず、今や話題作には欠かせない、注目の若手俳優としての地位を確立しています。

そんな板垣さんが、2025年、俳優というフィールドに加えて、新たに挑戦したのが「絵本」の世界でした。多忙な俳優業のかたわら、実に4ヵ月間という制作期間を費やし、作・絵の両方を自身で手がけたのです。そして、彼にとって初となる絵本『ボクのいろ』が、2025年11月6日に発売され、ついに絵本作家としてのデビューを飾りました。

物語のテーマは「自分らしさ」。主人公は、真っ白なからだをもつ、不思議な生き物の「ヌル」です。色とりどりの世界で暮らす中で、ヌルは「どうしてボクだけ色がないの?」と、自分だけが他者と違うことに悩みます。しかし、物語を通じてさまざまな出会いを経験し、自分だけの色を探していく、という心温まるストーリーが描かれています。

鮮やかに広がる色彩と、愛くるしい「ヌル」の姿が描かれたイラストは、ページをめくるたびに心を和ませてくれます。また、リズムのあるやさしい言葉で綴られた文章には、作者である板垣さんのこだわりがぎゅっと詰まっています。この作品は、子どもから大人まで、幅広い世代の心に響き、ありのままの自分を大切にしたくなるような、普遍的なメッセージを持った一冊と言えるでしょう。


板垣:
小さい子にとって絵本って自分の人生にとって、色々な初めての感情を感じる場所だと思う。
 

人生で初めての感情に触れる大切な場所。だからこそ、この絵本を通じて、すべての子どもたちへ、「自分らしさ」を肯定する温かいメッセージを届けたいと考えたのです。

“りひと先生”が保育園に登場!心温まる読み聞かせイベント

板垣さんの“この絵本をより多くのお子さんに楽しんでほしい”という純粋で強い想いから、特別なイベントが企画・開催されました。12月上旬、川崎市内のとある保育園で、絵本『ボクのいろ』の読み聞かせイベントが行われたのです。この日、会場にはおよそ20組の園児と保護者が集まり、いよいよ絵本『ボクのいろ』の読み聞かせが始まりました。


板垣:
いろんな色を持つ生き物たち。真っ白い体の「ヌル」。
どうして僕だけ色がないの?ボクも色が欲しい。
 

“りひと先生”が優しい声で物語を読み始めると、園児たちは、真剣な眼差しで絵本を見つめ始めました。誰もが物語の世界に引き込まれ、夢中になって“りひと先生”の読み聞かせに耳を傾けていました。

自分にだけ色がないことに悩む主人公「ヌル」が、自分らしさを探していく心温まる物語は、子どもたちの心に深く響いたようでした。
 

読み聞かせが終わると、園児たちからは「(登場キャラクターの)ヌルがかわいかった」「(ヌルの)虹色きれいだった」といった素直な言葉が飛び交いました。

イベント中、園長先生からこの絵本に込めた想いを尋ねられる場面がありました。

板垣:
この絵本はみんなが生まれてから、これから大人になっていくにつれて、いろいろなことを経験して、いろいろなことがあると思うけど、でも皆はそのままでいい。みんなのままでいることは素晴らしいことだと伝えたくて作りました。