北川景子『ナイトフラワー』・吉沢亮『国宝』で受章 2026年の目標語る出口夏希・木戸大聖らも授賞式に登壇！【ELLE CINEMA AWARDS 2025】

文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、2025年に公開された映画の中からベスト映画を決定する『ELLE CINEMA AWARDS 2025』。その授賞式が、2025年12月10日(水)に都内で開催され、俳優の北川景子さんが『エルベストアクトレス賞』、吉沢亮さんが『エルメン賞』、木戸大聖さん、出口夏希さんが『エルライジングスター賞』を受章しました。

全ての画像を見る（12枚）

出口夏希美デコルテ際立つ黒レースキャミ姿で授賞式に登場！

今回の授賞式で、新世代をけん引する人物に贈る「エル・ガールライジングスター賞」を受賞した出口さん。

映画『か「」く「」し「」ご「」と「』では、底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う高校生・三木直子（通称ミッキー）役を演じ、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の日々を描いた青春ラブストーリーの純粋さに「泣ける」と話題になっていました。

美デコルテが際立つ黒レースのキャミソールに白のつやのあるスカート姿で登場した出口さんは、トロフィーを授与されると「うれしい気持ちなんですけど、私にとっても大事な作品だったので、関わった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。」と笑顔を浮かべながらコメントしました。

映画『か「」く「」し「」ご「」と「』はどんな作品かを聞かれると、「青春がいっぱいつまっている作品なんですが、撮影しながら青春を思い出しました。」と笑顔で話しました。

最後に来年はどんな年にしたいか聞かれると、「新しいものをいっぱい見て勉強して吸収できる年にしたい」と意気込みました。

木戸大聖「今日誕生日なので最高のスタート」

今回の授賞式で、新世代をけん引する人物に贈る「エル・ガールライジングスター賞」を受賞したのは木戸大聖さん。
大正時代の京都と東京を舞台にした映画『ゆきてかへらぬ』では、天才詩人・中原中也を演じ、広瀬すずさん演じる駆け出しの女優・長谷川泰子をめぐり、岡田将生さん演じる文芸評論家・小林秀雄との三角関係の中で、フレッシュながらも存在感のある演技に注目されていました。

胸元が少し開いたインナーに上下グレーのスーツ姿で登壇した木戸さんは、トロフィーを授与されると「俳優を続けていて受賞されるのが初めてで、あとは今日誕生日なので、最高のスタートを切れたなと思います。」と笑顔を浮かべながらコメントし、会場から祝福の拍手が巻き起こりました。

映画『ゆきてかへらぬ』はどんな作品かを聞かれると、「天才的な詩人の役だったんですけど、実在する人物を演じるのが初めてで、広瀬さんと岡田さんにぶつかる気持ちで演じました。他にもスタッフさんなどのおかげでいい作品になったと思います」と語りました。

来年はどんな年にしたいか最後に問われると「今年は挑戦で追求していったお芝居は楽しかったので、来年も自分が出会ったことない作品に触れていきたいと思います」と意気込みを語りました。

吉沢亮シックな全身黒スーツ姿で登場！

今回の授賞式で今年目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エルメン賞」を受賞したのは吉沢亮さん。
映画『国宝』で稀代の女形・立花喜久雄に扮し、1年半かけて磨き上げた歌舞伎の所作や舞踊、圧倒的な演技が話題を呼び、同作の興行収入は邦画実写歴代1位に。日本映画史に刻まれる名作となりました。

全身黒のシックなスーツ姿で登壇した吉沢さんは、トロフィーを授与されると「ありがとうございます。本当にうれしいです。きらびやかな場所に呼んでいただき、栄誉ある賞いただけてうれしいです」と爽やかな笑顔を浮かべながらコメント。

あらためて映画『国宝』について問われると「1年半かけて準備して、かけてきた情熱が段違いだった作品だったのでたくさんの人に愛してもらえてうれしいです」と語りました。

来年はどんな年にしたいか最後に問われると「ミュージカルや新たなチャレンジがありそうな年なので、来年も変わらず挑戦する年にしたいです」と笑顔で話しました。

北川景子真っ赤なタイトドレス姿で登場！

今回の授賞式で日本の映画界で輝く女優に贈られる「エルベストアクトレス賞」を受賞した北川さん。
映画『ナイトフラワー』では、愛する子供たちのためドラッグの密売という犯罪に手を染める永島夏希を演じ、作品では母としての“覚悟”を魂を削るように演じ上げた姿が高く評価され、第50回報知映画賞でも主演女優賞を受賞しています。

真っ赤なタイトのドレス姿で登壇した北川さんは、トロフィーを授与されると「ありがとうございます。デビューして22年になるんですけど、主演で映画賞をいただくのが初めてでうれしいです。」と笑顔を浮かべながらコメントしました。

映画『ナイトフラワー』はどんな作品になったかを聞かれると、「オファーをいただいたときに相当の覚悟をもって演じるものだなと思いました。なので、これまでの自分の能力を無視して多摩市で作品に全身全霊で向き合って、できあがって私の思いがみなさんに伝わったのかなと思うと頑張ってよかったなと思いました」と話しました。

連続テレビ小説『ばけばけ』への出演でも母の役を演じていることから俳優として新境地を意識しているかと問われ、「完全無欠で仕事ができてっていう役が多くて、ずっといろんな役をやりたいと思っていたのですが、子供ができてからいろんな母の役をいただけることが多くなって、人間としても母としても成長しているのかなと感じます。」と振り返りました。