10年間もSKE48のメンバーとして活動を続け、8月にグループを卒業した菅原さん。
そんな菅原さんに「今だから話せるアイドル時代の○○」をテーマに、今まで明かしていなかった裏話などを伺ってみました!
①グループの希望は家から近い順!?今だから話せるドラフト会議の裏話
菅原さんは、AKB48・SKE48・NMB48・HKT48・NGT48の5グループ(2015年当時)の代表メンバーがドラフト生をスカウトし、メンバーを決定するという「第2回AKB48グループ ドラフト会議」で、2015年にSKE48から指名を受けて加入。その後正規メンバーとして昇格しています。
このドラフト会議は通常のオーディションとは違い、本人の意思で加入するグループを選べないのが特徴ということで、当時の心境などを聞いてみました!
――菅原さんはドラフト2期生としてSKE48から指名されて加入されましたが、今だから話せる“ドラフト会議の裏話”があれば教えてください。
申し訳ないんですけど、本当に記憶がないんですよ(笑)
――そうなんですか!でも当時SKE48から選ばれたときは驚きはありましたか?
めっちゃありました。第1志望選べたんですよ。なので、第1志望はAKB48さんにしていて、そのあともまた何個か第2希望、第3希望と選べるんです。でも、AKB48さんに入りたいとしか考えていなかったので、あとの希望は全部家から近い順で書いていました。
――ということは、第1志望のAKB48のあとは…
SKE48です(笑)これは確かに今だから言えることかもしれません。それこそ両親も共働きしていたので、1人暮らしという選択肢しかなくて、もう家から近い順番です。なので、HKT48が一番遠かったので、最後に書いていました。
自分はドラフトのとき、特に注目されているわけでもなかったですし、自分がダンスも歌も上手ではなかったから、1軍、2軍、3軍というグループ分けのうち、一番下の3軍にずっといたんです。なので取られると思っていなかったんですよ。
取ってもらえて奇跡が起きたけど、当時“ダンスのSKE”と言われていた時期だったので、すごいうれしいけど、ついていけないかもと思いました。行きたくないな…とは言わないけど、そういう気持ちはちょっとあったりしました。行っていいのかなみたいな。
――でも、そこからSKE48として10年間アイドル活動を続けているのはすごいことですよね。
そうですね。結果合っていたんだと思いました。家から2番目に近かったから、第2希望にしていただけなのに。でも、本当にあのときに見つけてくれたおかげで、こうしてまた違う場所でタレントとして再スタートしてやっていけているので、すごくありがたいなと思います。
②大先輩・松井玲奈の卒業コンサートで大遅刻!サプライズゲストと一緒に会場入りした新人時代の大失敗
ドラフト会議の候補生のときには、第1志望ではなかったSKE48から指名を受けてかなりの戸惑いもあったことも明かしてくれた菅原さん。
それでも10年間SKE48で活動を続けた菅原さんに、長かったアイドル人生での最大の失敗を伺うと、大先輩の卒業公演でまさかの大遅刻!?新人時代の大失態を明かしてくれました。
――SKE48で10年間も活動していた菅原さんですが、今だから話せるアイドル時代での“最大の失敗”はありますか?
結構失敗あるんですけど、大先輩の松井玲奈さんの卒業コンサートの日に大遅刻しました。入って2ヵ月くらいの私が3時間くらい遅刻して、会場入りしました。
――なぜ遅刻したんですか?
情けないのですが、寝坊です…。これはもう大失態すぎて。本当に入って2ヵ月とかで大先輩の大事な卒業コンサートで遅刻している人なんて私以外誰もいなくて。本当に大失態です。
――そのときはどのように会場入りしたんですか?
あの日は木﨑ゆりあさん(当時SKE48からAKB48へ移籍したばかり)が玲奈さんの卒業コンサートにサプライズゲストで出るってなっていて、ゆりあさんだけの別便の車があって、その車に乗せてもらってサプライズゲストと一緒に乗って行って、地獄のような移動時間になりました。
そのときはしれっと「遅刻してすみません」と謝って入って。その場に玲奈さんがいたかどうかは本当に記憶ないんですけど。玲奈さんももうそんなこと知らないと思います。他のメンバーは知っていると思いますけど。
――そんなことがあったんですね。ちなみにステージには間に合いましたか?
ステージもリハーサルも間に合いましたが、やっぱり一番後輩だったので、最初に入らないといけないのにも関わらず、入れなかったという。もう言い訳できなかったです。一回もネタにしたことはないので、相当心の中で反省していました。
③「彼氏欲しいなってずっと思っていました」グループ卒業と同時に恋愛解禁宣言!?
SKE48に加入したばかりの新人時代で大先輩の卒業コンサートに遅刻してしまったという失敗談も包み隠さず語ってくれるなど、飾らない姿が印象的な菅原さん。
最後にAKB48グループ所属当時には聞けない“禁断の恋愛話”を伺うと、さらに素直な心境を明かしてくれました。
――48グループといえば、恋愛禁止というルールがあったかと思いますが、アイドル時代に恋を諦めた経験はありますか?
ないです!結果みんなといることがすごい楽しかったから。あと、少女漫画を読むことが好きなので、漫画を見て勝手にキュンキュンしていました。もちろん、「わ!かっこいい!」となったことはあるけど、やっぱり恋愛禁止というのもあったので、普通に怖いし、申し訳ないので、恋愛なんてできなかったですよね。
――恋愛したいなっていう気持ちはあったんですか?
全然恋愛したいな、彼氏欲しいなってずっと思っていましたよ。やっぱり地元の友達とかは恋愛をしていて、彼氏の話を聞いたり、写真を見せられたりして、いいなと思っていました。あとは、成人式の時の同窓会で、久々に同級生とかと会ったときに、イケメンになっている!という展開が、それこそ少女漫画に多かったりするじゃないですか。
これも今だから言えるんですけれど、それを夢見て裏アカウントを作って、連絡先を交換しようかなと思ったのですが、怖くてできなくて。あとは私の友達もすごく優しい子たちなので、「そんなことするのやめな!なんかあったらどうするの?」みたいな感じで、止めてくれる人がいたので。恋愛を諦めるというか、諦めるほどのところにも行けていなかったという感じですね。
――それでいうと、今SKE48を卒業して恋愛禁止のルールもなくなったということは、ご自身としても“恋愛解禁”ということですか?
そうです!私、億万長者になるのが夢で。東京に来たら億万長者がたくさんいると聞いたので、そんな人に出会いたいなと思っています。
――それではこれからは恋愛にも積極的になっていくということですね…!
多分いけないと思うので…白馬の王子様みたいな億万長者が菅原に寄り添ってくれることを期待しています。六本木とかにいるよと聞いたので…港区うろうろします。
――億万長者以外にどういう人がタイプとかあるんですか?
でも、私は結構メンタルがブレブレなときもあるので、それを優しく包み込んでくれる人がいいです。あとは、食べることが好きなので、ご飯をいっぱい食べさせてくれて、同じくらいご飯をいっぱい食べてくれる人がいいです。
私は、ご飯を甘いもので終わりたくなくて。もしデザートを食べたら、またしょっぱいものを食べたくなるんですよ。だから、「しょっぱいもの、甘いもの、しょっぱいもの」で終われる人と付き合いたいです。
私の場合やっぱりアイドルからのファンの方が多いので、私の恋愛報告などをSNSで聞きたくないのかなと思うので、いつか番組とかでできたらいいなと思っています。
SKE48時代の失敗談に加えて、グループを卒業したばかりでの堂々恋愛解禁宣言など、素直な気持ちを告白してくれた菅原さん。
そんな“山あり谷あり”なアイドル人生を終えて、タレントとして再出発した菅原さんに決断の理由を聞くと、実はグループ卒業を決めた当時はタレントではなくマネージャーを志していたことを明かしてくれました。
